スマホやタブレットで家の中の家電や設備を、操作可能な時代になりました。3年前に地元工務店で家を建てた日刊住まいライターは、アレクサ端末とswitchbotを購入して、スマートハウス化に挑戦。わずか1万3000円で、エアコンやロボット掃除機、テレビは音声やスマホでも操作できるようになりました。ところが、リビングの照明のスマート化は実現できず。新築時に知っていれば、対応する照明を選んだのにと後悔することしきりです。
すべての画像を見る(全5枚)建てたあとでもできるスマートホーム化に挑戦
筆者は妻と子ども2人(10歳と6歳)の4人家族。家づくりの際に、28社のハウスメーカーを見学。3年前に地元工務店で、2階建ての注文住宅を建てました。
家を建てるにあたってスマートホームに憧れていました。ただ家を建てる際には決めることが多く、スマートホームの検討をする時間が取れずじまい。新築時には導入することができませんでした。
そこで、家を建てたあとででもできる部分を、スマートホーム化しようと挑戦。やってみると、必要なアイテムを購入して設置するだけで便利に。ただ後悔している点もあります。さっそく紹介します。
自分で用意した機器の導入費用は、約1万3000円
スマートホームにすると大がかりな機器を導入したりして、費用がかかるというイメージがありました。しかし調べてみると、アレクサ端末とswitchbotがあればスマートホーム化が可能(音声だけで、あるいは手持ちのスマホで家電などを操作できる)。費用もたいしてかからないことがわかりました。
実際、筆者が購入したのはアレクサ端末(6000円、機種により変動あり)、switchbot(7000円)の2つだけ。費用は合計で1万3000円でした。
エアコンやロボット掃除機、テレビは接続成功
わが家では、エアコン、サーキュレーター、ロボット掃除機、テレビをスマートホーム化できました。赤外線で送信することになるので、赤外線のリモコンで操作するものであれば大体対応できています。また操作については、声でもスマホでも操作できるのが、とても便利です。
筆者の場合、エアコンのオンオフや、テレビのオンオフと音量調整は、音声操作で行っています。それだけではなく、出かける前に音声でロボット掃除機に掃除を指示できるようになりました。
また、家の中だけでなく、外出先からでも便利なことが。家をあけているときに、帰宅する数時間前にエアコンをつけ、帰宅時に部屋が快適にすることも可能に。
出かけた際にエアコンを消し忘れたかなと、不安になることがありますが、そんなときにもスマホから確認することができます。導入前は不安で、一度家に戻ることもあったので、非常に便利だと感じています。