1973年の誕生以来、50年「敏感肌」を見つめ続けてきた「ミノン」。1981年の創刊以来、42年「暮らしのエッセンス」を届け続けてきた「ESSE」。時代やトレンドが変化しても、大切な人に寄り添い続ける想いは同じです。長年にわたりロングセラーを続けるスキンケアブランド、その秘密を解き明かします。
ロングセラーの秘訣は、大切な人を想う気持ちでした
生活雑誌として暮らしに寄り添い続けてきた「ESSE」の編集長大橋と、敏感肌ケアブランドとして肌を見つめ続けてきた「ミノン」のブランドマネジャー蔵本さんの、特別対談が実現。業種は違っても想いは同じ。2人の会話には、初心を貫く姿勢と、読者、ユーザーという大切な人へのエールがギュッと詰まっていました。
●変わらないからこそ深まる信頼
ESSE編集長 大橋圭介(以下、大橋):ミノンは、今年で50周年なのですね。おめでとうございます。敏感肌に寄り添い続けるという理念は、ブランド立ち上げ当初からのものですか?
ミノンブランドマネジャー 蔵本晶子さん(以下、蔵本):ありがとうございます。ブランド立ち上げ時から理念は変わっていません。ミノンの製品第1号の弱酸性石けんが生まれたのが1973年。その少し前、1960年代は、化粧品に配合する成分の安全基準が定まっておらず、皮膚トラブルに悩む方が多い時代でした。そうした背景から、肌トラブル対策のカギが洗浄にあることに着目してミノンは誕生しました。
大橋:そうでしたか、処方も変わっていないのですか?
蔵本:ほぼ変わっていませんね。最初に誕生した「ミノンスキンソープ」の処方は、発売当時のままです。
大橋:えっ、50年間同じなんですね。
蔵本:敏感肌の方に心地よく使い続けていただくための製品ですので、開発の時点で、本当に肌に必要な機能や成分かを、徹底的に検討するんです。
大橋:満を持して発売されている。
蔵本:ミノンを親子3世代でお使いの方もいらして、そういうお声を聴くと、丁寧に開発し、それを変えずに続けてきてよかったと心から思います。一方で容器は、使いやすさを追求し、お客様のライフスタイルに合わせてアップデートしています。
大橋:3世代ですか、素晴らしい! 変わらないブランドの姿勢が信頼につながっているのですね。
●暮らしの意味が広がっている
大橋:ESSEも前身の「リビングブック」の時代から、暮らしを応援するという編集方針は変わっていません。ただ、時代とともに、暮らしが意味するものが広がってきていると感じます。
蔵本:暮らし方が多様になった。
大橋:そうですね。例えば、リビングブックにも時短特集はありますが、時短で生まれる“暮らしの充実”の意味合いが変わってきていると思うんです。家事に追われすぎずに、自分の時間も大切にしたい、家族との時間も増やしたいといった、心の充足や自分らしい生き方も大切にする「自分ファースト」の人も増えていると感じます。
蔵本:わかります。自分のことはつい二の次にしがちですが、自分も充実していることは、大事なことですよね。肌にも同じことがいえて、健やかな肌でいられると、心の充足にもつながると思います。ミノンの想いとしても、ご自身の肌が敏感な方だけでなく、大切な人の肌を想う方、すべての方の肌を大切にして寄り添っていきたいと思っています。
●時代に合わせてチューンナップ
蔵本:ESSEの読み応えのある企画はどのように立てているのですか?
大橋:創刊当時から、読者とのコミュニケーションを大切にしています。今は、座談会を月に3回は行い、300人ほどいるエッセレポーターにも必ずアンケートを取っています。
蔵本:丁寧ですね。ESSEが長く支持されている理由がわかる気がします。今年、リニューアルもされましたよね。
大橋:暮らしの充実といっても、家事だけでなく、もう少しいろいろなことを読者はやりたがっているし、知りたがっていると感じますので、推し活や旅行など、新しい企画や切り口も増やしています。こうしてお話を伺っていますと、大事なことは変えずに、時代に合わせてチューンナップしていくところは、ミノンとESSEに共通していますね。
蔵本:本当によく似ていますね。
大橋:最後にひと言いただけますか。
蔵本:おかげさまで、ミノンは今年50周年を迎えました。長くご愛用いただける製品があること、応援してくださるお客様がいることは、私どもの財産です。これからも、性別や年齢を問わず、赤ちゃんから高齢の方まで、肌と心の「敏感期」を支えるお手伝いができればと思っております。そして今日は、大橋編集長とのお話を通じて、変わらないものと、変わることのよさを再認識できました。ありがとうございました。
大橋:ロングセラーの秘訣を伺えて光栄でした。ありがとうございました。
左/ESSE編集長 大橋圭介
女性週刊誌、健康雑誌などを経て、2015年『ESSE』編集部に。副編集長としてマネ―やファッション企画から、キャラクター付録まで幅広く経験し2022年4月より現職。
右/第一三共ヘルスケアMINONブランドマネジャー 蔵本晶子さん
化粧品メーカーでのマーケティング職のキャリアを経て、第一三共ヘルスケアの敏感肌ケアブランド「ミノン」を担当。ミノン50周年を機に始動したプロジェクトでも活躍。
50周年を迎えたミノンとESSEの歩み
時代の変化に柔軟に対応しながら、初心を貫き寄り添い続けたミノンの50年と、創刊42年を迎えたESSEの軌跡を紹介します。
●2023ミノンブランド50周年
ミノンボディケアシリーズ、一部パッケージをリニューアル
低刺激性処方を守りながら、バイオマス容器を採用し、シュリンク包装をなくすなど、環境に配慮した容器を採用。「洗う」「塗る」「防ぐ」の3つの保湿ケアでバリア機能をサポート。これからも敏感肌をトータルケアし続けます。
ロングセラーとともに歩んだESSE読者のスキンケア物語
肌の調子が傾くと、心もゆらぎがちになるもの。だからこそ、そうしたゆらぎやすい時期を、みんなはどうやって乗り越えてきたの? そんな編集部の問いかけに、予想をはるかに超える多くのエピソードが寄せられました。今回はそのなかから、4つの物語をご紹介します。読み終わった後にきっとあたたかな気持ちになるはずです。
●子育てに奮闘していた私を長男とのお風呂が癒してくれました
長男が赤ちゃんのときから、お世話になっています。初めての子育てで、何もかも手探り。わからないことばかりでした。長男は敏感肌で肌荒れしやすく、不安な気持ちで皮膚科を受診したとき、先生が勧めてくれたのが、入浴剤などでの保湿ケアでした。当時は、仕事に復帰したばかりで、毎日仕事に育児に奮闘し、疲れきっていました。でも、1日の終わりに「ミノン薬用保湿入浴剤」入りのお風呂に長男とゆっくりつかっていると疲れが吹き飛び、一緒に歌を歌ったり話しかけたりして楽しく入浴したことを思い出しました。そんな長男も中学生になり、もう一緒にお風呂に入ることはありませんが、懐かしくてとてもいい思い出です。K・Aさん(48歳)
K・Aさんに寄り添ったのは…
ミノン薬用保湿入浴剤〈医薬部外品〉480ml<約12回分>¥1540〈価格は編集部調べ〉販売名:ミノン入浴剤
●ミノンの日焼け止めで毎朝長男とスキンシップ!
最初、私と長男は別々の日焼け止めを使っていましたが、長男が1歳を過ぎた頃、「ママと同じがいい!」と悲しむように。そんなとき見つけたのが「ミノンUVマイルドミルク」でした。生後半年から使えて肌の優しさを考えた設計。SPF50+、ウォータープルーフ!「今日からママと同じだよ」と伝えると、「おなじおなじ!」と喜んで、なんと私に塗ってくれたのです! いつも私が息子に塗っていたので、そのまねがしたかったようです。今も日焼け止めは私が息子に塗り、息子が私に塗ってくれます。毎朝の触れ合い習慣です。R・Mさん(33歳)
R・Mさんに寄り添ったのは…
ミノンUVマイルドミルク〈医薬部外品〉80ml¥1760〈価格は編集部調べ〉販売名:DSUVマイルドミルク
●実家の母がそっと送ってくれたのはミノンの全身シャンプーでした
私が小さい頃、家には「ミノン全身シャンプー」と、「ミノン薬用へアシャンプー」がありました。当時は子ども心に、「母は、体や髪のケアにこだわりがあるのかな」と思っていましたが、20歳を過ぎて母にそのことをたずねると、敏感肌・乾燥肌だった私と弟のために選んでくれていたことがわかり、あたたかい気持ちになりました。それから月日が経ち、不妊治療を経て41歳で娘を出産。娘は私に似たのか乾燥肌で、皮膚科に通っては保湿クリームを塗る日々。娘の肌のケアに困り果てていると、実家の母がそっと「ミノン全身シャンプー」を送ってくれました。そういえば、私も小さい頃は乾燥肌でミノンのお世話になっていたっけ。親子2代でミノンのお世話になっています。K・Kさん(44歳)
K・Kさんに寄り添ったのは…
ミノン全身シャンプー泡タイプ〈医薬部外品〉500ml¥1540〈価格は編集部調べ〉販売名:ミノン全身シャンプーW
ミノン薬用へアシャンプー〈医薬部外品〉450ml¥1540〈価格は編集部調べ〉販売名:ミノンヘアシャンプーa
●毎日続けた幼い息子の保湿ケア。いつも一緒だったのがミノンでした
息子は幼い頃敏感肌で、皮膚科にも通っていました。先生からは、薬とは別に、普段できることのひとつとして、「毎日保湿ケアをしてくださいね」とアドバイスをいただきました。最初は、小さな子どもにも使える保湿剤に、どのようなものがあるのかがわからなくて戸惑いましたが、いろいろと試してみた結果、息子に合っていると気に入ったのが「ミノン全身保湿ミルク」でした。このミルクはしっとり感はありつつ、圧迫感や香りがないので、毎日の保湿ケアに使いやすかったです。「ミノン全身保湿ミルク」を塗るタイミングは風呂上り。続けるうちに息子が自分でポンプを押して塗れるようになりました。息子の敏感肌も幼い頃特有のもののようで、今は健やかな肌をキープできています。あの頃、ときおり保湿ケアをいやがることもありましたが、「塗っておこうね」と声をかけてなだめながら、毎日保湿ケアを続けてよかったなと思います。今でも「ミノン全身保湿ミルク」は、1年じゅうリビングのテーブルの上に置いて、気になるときに使っています。T・Wさん(38歳)
T・Wさんに寄り添ったのは…
ミノン全身保湿ミルク〈医薬部外品〉400ml¥2530〈価格は編集部調べ〉販売名:DSミルクz
●2023年、50周年を迎えたミノンのプロジェクトサイトも要チェック!
敏感肌に寄り添い続けてきたミノンは、誰しもに訪れうる肌と心がゆらぎやすい時期を「敏感期」と捉え、すべての人の肌と心のすこやかな未来をつくる「-敏感期に寄り添う-肌とやさしさにエールを。」プロジェクトを始動しました。
50周年を機に始動したミノンのプロジェクトサイトをチェック!
何世代にもわたり、敏感期の家族のお肌に寄り添ってきたミノン。これからも健やかな毎日を送るために、そばに置いておきたいですね。
問い合わせ先/第一三共ヘルスケア お客様相談室☎0120・337・336 受付時間(9:00〜17:00土・日曜日、祝日を除く)www.minon-amino.jp