物価上昇や光熱費高騰は悩ましいけれど、無理な節約はしたくない! そんなESSE読者の声をもとに、普段の暮らしや、やりくり術を見直しただけでゆとりが出た“お金に愛される人”を取材しました。がんばらずにできる方法で、強い家計をつくる秘訣が満載です。今回は、家事と暮らしの研究家・中山あいこさんの「コスパ・タイパでものを選ぶ」編です。

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かつては、ストイックな節約生活を送っていたという中山さんが、「多少高くても長く使えばコスパは悪くない」と気づいてから実践している、ものの選び方を教えてもらいました。

●プラスチックケースを手放し一点物のリメイクタンスに

タンス
押入れ中央のタンスに買い替え
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押し入れは収納兼長女の机。古道具屋で購入した水屋箪笥を棚として活用しています。

プラスチックケース
10年以上使ったプラスチックケースは茶色く変色してしまい、処分。

「使っていて“味”になるものが好きです。プラスチックケースの“劣化”とは違いますよね」

●なにげなくもっているものを変えてみる

「お金に少し余裕ができてきて、長く使えるもの、多用途なものを選ぶようになりました」と中山さん。こだわった分、愛情もひとしお。

傘画像

長い傘→折りたたみ傘へ

すぐなくしていた長い傘をやめて折りたたみ傘にしてから、出費減。

ハンカチ画像

ティッシュペーパー→ハンカチへSDGsの観点から、使い捨てティッシュはハンカチに見直し。