売電ではなく発電した電気を消費する作戦に変更

エコキュートの写真
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電気が高騰した頃から、深夜帯の電力を安く使える料金設定だったわが家でも、売電額(1kWhあたり21円)より、使用する電気代が上回ってしまう状況に。そこで電力の使い方を変えました。

それまでは日中発電した電力は売電に、そして安い深夜電力を使って家事をする暮らし方をしていました。それを作戦変更したのです。深夜電力を使っていた家事を、発電している日中に行ことに。つまり、売電より電気を使う「自家消費」にシフトしました。

 

●買電が減り、売電による収益もキープ!

深夜電力を使っていたのは、食洗機や洗濯乾燥機、エコキュートなどです。これらを太陽パネルが発電する時間帯に行うようにしたのです。そうしたことで、買電は大きく減らすことができました。

発電した電気を使うといっても、天気が曇りや雨の日には買電が発生してしまいます。ですが、まったく発電しないわけではないので、深夜に電気を使っていたときよりも、買電量を確実に減らすことができました。

消費電力の大きいエコキュートを、発電の時間に変更したのも大きかったと思います。

 

パワーモニター

上の写真は、わが家のパワーモニターの表示画面です。

売電額は以前と比べて下がってしまいました。しかし、それにより買電量が減り、電気代を抑えることにはなりました。これだけ発電した電気を使っても「売電がある」とわかり、あらためて太陽光パネルを載せていてよかったと実感しています。

 

今後は蓄電池の導入を検討

発電した電気を自家消費しても、まだ売電できる電気があると知って、蓄電池の導入を考えるようになりました。太陽光パネルでは発電する時間が限られます。夕方から翌朝までの買電を抑えるには蓄電池が有効だと思ったのです。

また近年、自然災害が各地で起きています。どの地域に住んでいても地震や豪雨など災害に見舞われる可能性があると感じます。蓄電池があれば、発電しない時間帯でも電気が使える備えになります。万一の時でも安心が持てるよう検討していきたいです。

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