ガーデニングやDIYなどの作業をする際に、手の切り傷などのケガを 防いでくれる手袋。でも、意外とぴったりくるものがなかったりしますよね…。そんなときにぴったりなのが、パナソニックのタングステン耐切創手袋「ストロングンテ」(以下、ストロングンテ)です!

使ってびっくり!ストロングンテが優れものだった

ストロングンテ
今回試したストロングンテ デイリーユース(左:小さめシリーズ/右:レギュラーシリーズ)

今回は、その便利さとスゴさを実感できる体験会の様子に参加。日常生活のさまざまなシーンで役立つストロングンテを徹底レポートします!

●<ストロングンテを知る>手袋に使われている繊維がとにかくすごい!

イベントの様子

イベントは、ストロングンテに使われている繊維「タングステン」についての説明からスタート。

タングステンとは一般的なステンレス(※1)と比べると約2倍の強度(※2)、約3倍以上の硬度(※3)を持ち、変形しにくい特徴を持つ希少金属です。パナソニックでは、1948年に線にしたタングステンの生産を開始。

これまで、ランプのフィラメントやコイルの製造などさまざまな製品で使われてきましたが、2021年に手袋に応用したストロングンテが誕生! パナソニックが長年培ってきた細線化技術で、手袋に編み込まれたタングステンは、なんと髪の毛の1/4の細さまで加工されています。

手に取ってみるととてもやわらかくてしなやか。着脱もとてもスムーズにでき、金属が織り込まれているとはとても思えません…! さらに、耐切創レベルという、「切り傷にどれだけ強いか」という規格では、レベルA(もっとも弱い)からレベルF(もっとも強い)のうち、デイリーユース仕様のものは、レベルはD(プロユースはEやFもあります)の強さを誇るそうです。

●耐切創のパワーにとにかく驚き!

ストロングンテは、どれぐらい切り傷に強いのか、実際に軍手を使って実験。

作業

まずは手を守るためにストロングンテを手にはめ、カッターで軍手に切り込みを入れていきます。手のひら部分はゴムコートが施されており、素手よりも、切りたいものをしっかりと押さえることができました。

作業

次に、ストロングンテに切り込みを入れます。先ほどの軍手とは打って変わって、びっくりするぐらい切れません!

作業
会場のあちこちから「すごい…」と驚きの声が

最後に、もう一度、軍手に切り込みを。先ほどはスッと切れていた軍手が、なんと切れません! これは、ストロングンテに使われているタングステンは硬く強いため、カッターの刃が負けて、切れ味も落ちるのそう。

実際に体験してみると想像以上の耐切創レベルにびっくり! 切り傷から手を守ってくれるので、あらゆる場面で使えそうです。

さまざまなシーンで使える!
「ストロングンテ」はこちらから

●<ガーデニング&DIY体験>細かい作業でも手をしっかり守ってくれる!

ほそこしまちこさん
今回教えてくれた、ほそこしまちこさん

イベント後半では、整理収納アドバイザー・ほそこしまちこさんとともに、ストロングンテを使いながら、ガーデニング&DIYのワークショップを開催。ほそこしさん自身も愛用者とのことで、ガーデニングはもちろん、日々のいろんな場面で、この手袋を愛用しているそうです。

作業

今回つくるのは、タイルがかわいい「鉢植えカバー」。まずはハサミを使って、鉢植えに巻きつけるためのタイルシートを切ります。ストロングンテはしなやかな質感の手袋なので、ハサミを持つ、指先を使って斬り込みを入れるなどの作業もじつにスムーズ。それでいて、手袋に守られている安心感もしっかりとあります。

作業

次に、鉢植えのサイズに合わせてカッターを使い、タイルシートに細かい切り込みを入れていきます。素手でやるのはためらわれるような、細かい作業でしたが、指先ゴムコートのおかげで、滑りにくく、心強い!

ポットを支えている手も、手のひらについているゴムコートがしっかりと機能してくれて、家庭内での手づくりや工作の際に、ケガ防止の役割を果たしてくれそうです。

切り傷だけでなく、こすれや摩擦にも強いですが、トゲなどの突き刺さるもの、感電の可能性がある電気作業や、50℃以上の熱いものには使えないので、ご注意を。

中身

はさみやカッターを使ってタイルシートを切り、ポットに無事張りつけて形を整えたあとは、少し休憩。完成途中の鉢植えカバーを、スマホで撮影してみました。デイリーユース(レギュラーシリーズ)はタッチパネル操作対応なので、手袋をはめたままの状態でささっと写真が撮れるのもうれしいところ。

作業

いよいよ苗を鉢植えカバーに入れます。苗をぎゅっと掴むと、ついている土がパラパラとこぼれ落ちますが、ストロングンテをはめているので、手が汚れることはありません。

作業

仕上げの土を入れる作業も、手元がもたつくことなくスムーズに作業できました。

この日使ったストロングンテのデイリーユース(レギュラーシリーズ)のサイズはSS(手囲い15.2cm~17.8cm)。私のように手が小さめの大人の場合、手袋を使うと指先が余ってしまう、手袋の中で手が動いてしまうなど、細かいDIYをする際に違和感を覚えるのが悩みでした。でも、ぴったりフィットして、指先までこんなに滑らかに動かせるのかと感動! 手首までしっかりゴムがあって、安心して使うことが可能です。

ストロングンテのデイリーユースは、SSからLL(25.4cm~27.9cm)まで、幅広いサイズ展開があるのも魅力のひとつ。さらに、もっと手が小さい方や、子ども向けに「小さめシリーズ」もあります。

●手を汚さず、ゴミ袋もそのままぎゅっと結べる!

作業

鉢植えカバーが無事に完成したあとは、シートを切ったかけら、土などのゴミを袋に入れてあと片づけ。伸縮性があり、手にフィットするので、ゴミ袋もそのままぎゅっと結べます。

ガーデニングやDIYは「手が汚れる」、「手袋の着脱が面倒くさい」といったイメージがありましたが、ストレスなく最後まで快適に作業をすることができました!

作業

ちなみに、ストロングンテは、水洗いができて、洗濯機の使用も可能。繰り返し何度も使うことができますよ!

さまざまな場面で使えて、切り傷から守ってくれるストロングンテは、日常生活の中で役立つこと間違いなし。ぜひ気になった方は、試してみてはいかがでしょうか。

ストロングンテ

<ストロングンテ デイリーユース(レギュラーシリーズ)>

色は、ブルー・ベージュ・レッドの3色。耐切創レベルはD。サイズはSS~LLまで展開。オープン価格。

さまざまなシーンで使える!
「ストロングンテ」はこちらから

1 SUS304との引張強度の比較

2 SUS304との引張強度の比較

3 ビッカース硬度での比較(線径20μm時)

問い合わせ:パナソニック https://panasonic.jp/