●ショートヘアにするといい人の特徴
八木ちゃん:トップにボリュームが出にくくなって、それが気になるときですね。やはり、ロングヘアだと、ある程度の髪の重さがあります。そこに、髪が柔らかくコシがなくなってきたり、量が減ったりするのが加わると、重力に逆らってトップの髪にボリュームを出すのはより難しくなっていきます。
さとゆみ:なるほど。たしかに、ショートヘアは長さによる重みがない分、トップのボリュームが出しやすくなりますよね。
八木ちゃん:そうなんです。重さだけではなく、ショートヘアは、トップにレイヤーという段差を入れるカットをしやすいこともあります。レイヤーを入れると、髪は自由に動きやすくなるので、ボリュームも出しやすくなります。
すべての画像を見る(全3枚)さとゆみ:よくわかりました。まず、トップのボリュームが気になってきたら、ショートヘアを考えてもよい、というわけですね。
八木ちゃん:これはショートに限らないのですが、切れ毛が増えたり、毛先がすかすかして貧相に見えるようになってきたというときは、今より髪の長さを短くして、毛先に厚みを持たせて切るのもおすすめです。
さとゆみ:たしかに、30代、40代前半の頃に比べると、同じ長さの髪型でも、毛先が薄くて頼りない感じになってきますよね。
八木ちゃん:そういうときは毛先がすかすかしている部分を無くすように、カットしてあげるといいですよ。毛先にたっぷり厚みがあると、若々しい印象になりやすいです。
さとゆみ:髪質の変化に合わせて、それぞれの年齢でいちばん似合う髪を手に入れたいですね。
このほかにも『女の年齢は髪で決まる』(扶桑社刊)では、さとゆみ&八木ちゃんが大人の女性のヘア悩みが解決 するテクニックをたっぷり紹介しています。