●趣味のものを処分したいときに確認すべき2つのポイント

増えすぎた趣味のもの
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目的がはっきりすれば、手放すのが寂しくても思いきれるものです。ただし、一気に捨てようとしないでください。大切にしてきたものを焦って手放すと必ず後悔するので、時間をかけて区別していくのがいいでしょう。

増えすぎた趣味のものを手放すときに確かめてほしいポイントは、2つだけ。迷ったら、この2つを思い出してみてほしいです。

・使う頻度は少なくなっていても、今の自分を支えてくれると思えるものであれば残す(見れば元気が出る、癒されるなど)

・趣味のものを入れておくスペースをあらかじめ決め、そこに入る分だけにする(引き出し1段分だけとか、押入れの下段の4分の1だけというように)

趣味のものというのは、すらすらと好きな理由を語れるもの。そのくらいの情熱があれば、残しておく意味は大きいです。また、どんな趣味かにもよりますが、上限を決めておくと整理が進みやすくなるので、ぜひ具体的に考えてみてください。

●趣味は自分の支えになるからこそ、整理しどき

女性の暮らしは、50~60代にかけて大きく変わることが多いです。子育てや仕事、自身の更年期が終わったと思ったら病気になったり介護に直面したり。私もそうだったので気持ちが塞いでしまうことがよくありましたが、趣味はそういうときの自分を支えてくれました。この先もきっとそうなるはずです。

ただしその趣味の種類も、体力が落ちたり目が見えにくくなったりしてきたら変わることもあるでしょう。収納を有効に使うためだけでなく、趣味を変えざるを得なくなったときを前向きに受け止めるためにも、増えすぎたものを整理しておくのはおすすめです。これだけ趣味を楽しむことができていたのだから、次もきっとそうなる!と思えるようになるでしょう。暑い季節ですが、ぜひいちど見直してみてください。

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