74歳の夫、97歳の義母、46歳の息子の4人で暮らす、71歳のYouTuber・もののはずみさん。

老いとうまくつき合いながら日々を楽しく暮らすもののはずみさんの、シニア世代の家族暮らしのヒントを綴った『71歳、74歳夫と97歳義母と大人だけで楽しく暮らす』(ワニブックス)が話題を集めています。ここでは、75歳から終活を本格化させようと考えているというもののはずみさんの、手放したいもの・残したいものについて、抜粋してご紹介します。

75歳で終活を本格始動。処分に困らないものだけを残します

75歳になったら、終活を加速しようと考えています。80代にもち越すには体力に自信がありません。できることからボチボチ始めます。

婚礼ダンス
婚礼ダンスは寝室で収納に使っているという、もののはずみさん。右側には衣類、左側には本や書類を。義母からの贈りものなので、処分はよく相談してから
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ものの整理では、大きなものから取りかかります。まずは婚礼ダンスで、寝室に2竿、廊下に1竿あります。扉を外したり、棚板を増やしたりと使いやすく改造し、とことん使いきったので「お疲れさま」といつでも手放せます。

作品とアルバム
手元に残した子どもの作品とアルバム。アルバムは家族、新婚旅行、二女がつくった夫の還暦祝いの3冊

 

いくつか取ってあった子どもの作品は、収納スペースを取らない版画や切り絵を残します。アルバムは3冊。自分のもので家族に迷惑をかけたくないので、処分に困らないものだけを残すつもりです。