電気代やガス代をはじめ、物価上昇が続く昨今。50代からの暮らしにまつわる「これってどっちがおトクなの?」という素朴な疑問に、プロが回答! 今回はライフスタイルの変化とともに見直したいポイントについて、(株)フリーダムリンク代表で宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士の永田博宣さん、携帯電話・モバイル専門ライターの佐野正弘さん、1級ファイナンシャルプランニング技能士の塚越菜々子さんに教えてもらいました。

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日々の暮らしで、おトクになるのはどっち?

日々の生活で見直したい、トクするポイントについて教えていただきました。

●子どもが巣立ったら家を「リフォームVS住み替え」

リフォーム
リフォームと住み替え、どちらがおトク?
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⇒老後資金を考えるなら、コンパクトな家へ住み替えがおトク

子どもが独立する50代、60代では、自宅の間取りがライフスタイルに合わなくなったり、設備が古くなっていることも。資金に余裕があるなら大規模なリフォームをするのもよいのですが、今の家が広いと感じるなら、今よりコンパクトなマンションなどに住み替えるのも一案。管理もラクになり、ムダを省けます(永田さん)

 

●スマホは「大手キャリアVS格安SIM」

⇒自力でプランを選んで契約できるなら格安SIMがおトク

大手キャリアは手厚いサポートや通信速度の安定などメリットも多いですが、その分通信料は高め。格安SIMは通信費が安く、プランの種類も豊富です。自力で調べられるなら、ぜひ乗り換えを。また、これまでは2年縛りなどで解約金が発生するケースもありましたが、2022年4月より解約金は撤廃。格安プランも出そろっているので、思い立ったらすぐ乗り換えを(佐野さん)

【ここもチェック!】スマホ代の支払いでもトクしたいなら、ポイント経済圏で支払おう

主要キャリア別サービス

楽天市場でよく買い物をする、au PAY カードを使っているなど、日頃からポイント経済圏を意識しているなら、その系列の中でキャリアや格安SIMを選ぶとおトク(佐野さん)

 

●家計にとって助かるのは「円安VS円高」

円高と円安イラスト

⇒輸入品の価格が下がる円高の方が家計にとってはおトク

円安・円高とは、ほかの通貨に比べて円の価値が下がっているか、上がっているかを表すもの。日本は多くの生活必需品を輸入品に頼っていますが、円安になると輸入品が値上がりして生活コストがアップ。反対に円高になると輸入品の値段は下がります。円安・円高のメリット、デメリットはいろいろありますが、家計にとっては輸入品が安くなる円高の方がおトクと言えます(塚越さん)

 

これからの暮らし by ESSE vol.05』では今回紹介した以外に、50代~60代の暮らし上手さんが「やめてラクになったこと」、老けない美容とファッション、どっちがおトク?、夏野菜おかずレシピなど、暮らしに役立つ情報が満載。

これからの暮らし by ESSE vol.05

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