●4:すっきり&きれいが目的ではない
年をとると、背伸びやしゃがむ動作が難しくなるもの。必然的に手が届きやすいところを中心にものを置くことから、雑然とした部屋になるケースも多いそう。
「とはいえ、無理にものを減らしてすっきりさせる必要はありません。親が使いやすい家にするのが目的です」
●5:最終目標は親が使いやすく安全な家
すべての画像を見る(全3枚)片づけのゴールは、親が快適で安全に暮らせる空間づくり。
「インテリア雑誌で見るような収納を押しつけないことも大切です。たとえば、見た目重視で収納を白いケースに統一したとしても、親自身がものの場所を把握できなくなれば、暮らしにくい家になってしまいます」
●6:実家は親が住む場所。自分の思いどおりにしない
実家だからといって、自分の家ではなく、あくまで今は親の住む家。
「実家を片づけておくと々は自分のためになりますが、親が元気なうちは親に心地よく暮らしてもらうことが先決。娘はあくまで親のやる気スイッチを入れ、手伝う役割です。親ファーストで片づけを」
『これからの暮らし by ESSE vol.05』では今回紹介した以外に、50代~60代の暮らし上手さんが「やめてラクになったこと」、老けない美容とファッション、どっちがおトク?、夏野菜おかずレシピなど、暮らしに役立つ情報が満載。