スパイスなどを混ぜ合わせた調味料「シーズニング」。振りかけるだけで、食感や香りを手軽に楽しめると評判です。”ひとふり”で洋風料理の味をおいしく決めてくれるシーズニングのつくり方を、調味料に詳しい料理研究家・青木敦子さんに教えてもらいました。すりこ木がなければ、フードプロセッサーを使ったり、袋に入れてたたいてもOK!

洋風シーズニングのレシピ

洋風シーズニング
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 ニンニク、ショウガ、粉チーズなど、強い味のものが多いので、シンプルな料理に使うのがおすすめ。塩分が強いときはパン粉をたしてみて。

[材料]

・ニンニク…10g
・オリーブオイル…小さじ1/2
・ショウガ…10g
・バジル…16枚(6g)
・粉チーズ…大さじ3
・パン粉…大さじ1
・顆粒洋風だし…小さじ2
・七味唐辛子…小さじ1/2

[つくり方]

(つくりやすい分量)

(1)ニンニクはみじん切りにしてオリーブオイルを混ぜ合わせる。ショウガもみじん切りにしておく。

(2)耐熱皿にクッキングシートを敷き、(1)のニンニクをまんべんなく広げて電子レンジ(600W)で1分30秒加熱する。一度取り出して軽く手で砕き、焦げないよう様子を見ながら、さらに1~2分ほど加熱する。

(3)(1)のショウガ、バジルを(2)と同様にクッキングシートに広げ、それぞれ電子レンジ(600W)で6分30秒、2分30秒加熱する。乾燥したバジルは、手で細かく砕く。

(4)すり鉢に(2)、(3)と粉チーズ、パン粉、顆粒洋風だし、七味唐辛子を入れて、全体がなじむまですりこ木で混ぜ合わせる。

たとえばキンピラに。ガラッと洋風になる!

キンピラがガラッと洋風に!

 千切りにしたゴボウとパプリカ、ニンジンをゴマ油で炒め、シーズニング大さじ2をかけるだけ。不思議と洋を感じます。従来のキンピラのイメージを変える新しい味。

●ほかにもこんな料理に合う!

・野菜サラダ
・パスタ
・鶏とトマトのソテー

<監修・料理/青木敦子 撮影/菊池陽一郎>