先日最終回を迎えた『Dr.チョコレート』に続き、7月から始まるサスペンスドラマ『CODE―願いの代償―』でも主演を務める坂口健太郎さん。ドラマの見どころや”愛されキャラ”に悩んだ時期の話を伺いました。
『CODE―願いの代償―』は「正直、クランクインするのが怖かった(笑)」
すべての画像を見る(全3枚)先日までは、土曜ドラマ『Dr.チョコレート』で、天才外科医の助手代理人で元医師でもあるTeacherを。そして、この7月から始まる日曜ドラマ『CODE―願いの代償―』では、婚約者の死の謎に迫る刑事・二宮湊人を演じる坂口さん。2期連続で同じ系列の連続ドラマに主演するのは異例とあって、早くも大きな話題となっています。
●命を救う元医師から闇に落ちていく刑事に
「前作同様に、今回も“クールな”と表現される役ですが、2つの役では明らかにキャラクターが異なるんです。両方観ていただける方には、まずはその違いをおもしろがっていただけるんじゃないかなと。まだ台本を読んだ段階ですが、今回の作品はすごく大変そう。正直、クランクインするのが怖いですね」と坂口さんは苦笑します。
それもそのはず。二宮は、最愛の人の命が奪われた真相を暴くため、願いをかなえるアプリ「CODE」に自ら手を出し、大きな犯罪に巻き込まれていき…と、明らかになっている冒頭のあらすじを読んだだけでも、手に汗握る展開。
「二宮は、刑事でありながら、ダークヒーロー。“復讐心”が事件に立ち向かう原動力のひとつとなっているので、彼のなかでは正義からくる行動だったとしても、冷静に見ると、そのすべてが善ではなかったりするんです。そうやって彼が葛藤し、もがきながらも、真相を追い求めていく姿を、ハラハラドキドキしながら観ていただきたいですね」