●“好青年”のレッテルがイヤだった時期もあった
すべての画像を見る(全3枚)こういったインタビューでは、時間の許す限り自分のことをフランクに語り、ときには冗談を言って場を和ませてくれる坂口さん。ドラマなどの撮影現場でも、「摩擦が起きそうなポイントを把握して、できるだけ潤滑油的な働きをしたい」と、その“愛されキャラ”を人のためにいかんなく発揮する姿は、好青年そのもの。ところが、そんな周囲からもたれる、ポジティブで曇りのないイメージとの乖離に、悩んだ時期もあったといいます。
「『坂口健太郎』という名前が大きくなるにつれ、僕自身ではなく、知り合いが売れていっているような感覚になってしまって。さわやかとか優しそうというパブリックイメージが独り歩きしてしまったことにも違和感を持ちましたね。その反動からか、現実の俺はこうなのに、こうなのに…と入れなくていい荷物をどんどんリュックにつめて歩くようになってしまって。とても重たかったですよ。きっと、自分の深みみたいなものを見せたかったんだと思います。
だけど、あるときふと『そんな風に思ってもらえるなんて、ラッキーだな』とふっきれて。ムダに背負い込んでいたメッキみたいなものをパンと脱ぎ捨てられたら、すごくラクになりました。今は、周りからどう思われてもいいし、『俺はこうなんだ!』みたいな力みがなくなったからこそ、余裕をもっていろいろなことができるようになってきたのかもしれません」
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