旅行ジャーナリスト小野アムスデン道子さんが、旅先で見つけたご当地のリーズナブルな旅情報をご紹介。今回は、海外へ。日本から直行便で行きは9時間、アメリカ北西部の都市・シアトルの市場の食べ歩きやおみやげ探しです。

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アメリカでいちばん古い市場のある「シアトル」。公園や市場の食べ歩きでおトクに楽しむ

シアトル
アメリカ北西部ワシントン州シアトルの見どころをご紹介!
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コロナでの出入国制限もなくなって、そろそろ海外に行きたいなと思っている方も多いのではないでしょうか。

アメリカ北西部ワシントン州シアトルは、羽田・成田からの直行便がデイリーで飛んでいます。シアトル・タコマ国際空港から市内へ行くには、乗り場まで10分ほど歩きますが、「リンクライトレール」という電車がおすすめ。ダウンタウンまで約40分、大人3ドルです。

●人気施設が集まる「シアトル・センター」

アート

高さ184mからシアトルが一望できるスペース・ニードルや、ガラスのアート作品が美しいチフーリ・ガーデン・アンド・ガラスなど、人気施設が集まるのがシアトル・センター。

ダウンタウンからモノレールで行けば、街中も見下ろせていい気分。片道大人3.5ドル(6~18歳:1.75ドル、5歳以下は無料)です。子ども向けには、音が楽しめるなどいろいろ工夫された大型遊具で遊べるアーティスツ・アット・プレイという無料の遊戯場がおすすめ。

●アメリカでいちばん古い市場「パイク・プレイス・マーケット」

市場

アメリカで現存する最も古い市場のパイク・プレイス・マーケットは、買い物に食べ歩きにと、いちばんの人気観光スポット。公設市場でもあるので、お値段もリーズナブル。注文が入ると、掛け声と共に魚を投げて渡すのが有名な魚屋は今でも健在。

食材

近郊農家の新鮮な野菜もきれいに並べて売られています。野菜や果物類がきちんと置かれているのはどことなく日本的? 1800年代に日本からシアトルに渡った人達は農業に従事して、この市場にも多く出店していたそうで、そんな歴史が今も続いているのかもしれません。

花

きれいなチューリップが12本25ドルで売られていて、旅先でのロマンチックなプレゼントに花束を買っている観光客も。