寝室の押入れ&ワークスペースの棚も扉なしに!
すべての画像を見る(全9枚)こちらは寝室にある押入れです。幅は120cm。一般的な押入れの幅は180cm程度ですから、押入れとしては小さいサイズです。この押入れに関しても、扉をつけるかじっくり検討してつけないことにしました。結果は大正解!
とにかく出し入れしやすいです。扉があると、横幅90cmはある敷布団をそのまま収納するのが大変だったはず。あけ閉めの際に扉があったらジャマになっていたと思います。
また、引き出し式の収納ケースを利用する際も、扉との干渉を気にしなくていいので便利。折戸でも引き戸でも、採用していたら、きっと引き出しとぶつかってしまったことでしょう。
そもそも、寝室は来訪者が入ってくる場所ではありません。扉がなくて生活感が出ても、問題のない場所です。
扉がない分、収納のカスタマイズもしやすいです。今後、見た目が気になると感じたら、ロールスクリーンで目隠ししてもいいと考えています。
ちなみに、寝室の押入れの隣はワークスペースとなっています(じつはこのワークスペースを確保するために押入れの幅を削りました)。
こちらもオープン収納です。押入れと同様、オープン収納で正解な場所です。お客さんが来た際も寝室の扉を閉めてしまえば、中は見えません。
扉がない分、必要なものをサッと取り出せるので便利です。
脱衣所の収納は、そもそも棚にしたことが間違いだった!
脱衣所は、ランドリールームと兼用になっています。洗濯物をたたんだりする作業台、家族5人分の下着とパジャマを収納する棚を兼ねて、写真のようにオープンな棚を設置しました。
これは大失敗! そもそも、棚にする必要がありませんでした。
カウンターの奥行き60cmに合わせて、棚の奥行きも同じサイズになっていますが、深すぎて使いにくい。それにサイズの合う収納ケースがなかなか見つかりません。
こんなことなら、棚にはせずに作業用のカウンターだけ設置して、カウンターの下に3段の衣装ケースを置くのが正解だったと感じています。あるいは、せっかく造作するなら、引き出しつきの棚にする手があったと思います。
収納に扉をつけるかつけないかという問題以外に、そもそも棚でいいのかという疑問をもつことが必要でした。