年を重ねて健康が気になる方も多いのでは。でも、意識しないとなかなか運動できませんよね。アラフィフの夫婦ふたりで暮らすミニマリストのブロガー・本多めぐさんが、運動習慣をつくる3つのヒントついて教えてくれました。

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アラフィフでも大丈夫!運動習慣をつくるための3つのヒント

健康のために運動しなきゃと思いつつ、重い腰が上がらない方も多いのでは? そういう私も運動嫌いで、面倒なことはなるべくしたくありません。そんなズボラな私でも、なんとか運動を続けられるようになりました。
今日は、面倒くさがりのアラフィフでもできる、運動を始めるヒントをお伝えします。

 

●1:昔やっていた運動を再スタート

学生時代の部活、大学でのサークル、会社員になって楽しんだ趣味などを思い返してみてください。かつて身体を動かすことが楽しみだったり、スポーツやダンスなどの趣味を持っていたことはありませんか?
昔やっていた運動を再開することは、新たな運動を始めるよりもハードルが低め。理由は、基本的な技術や知識が既に身についているため。ほんのちょっとの練習で、体が覚えているのですぐに楽しむことができるからです。
たとえば、学生時代にバレーボールをしていた方なら、その技術を少し思い出すだけで、大人になってからもサークルなどに入って楽しく運動できますね。

ヨガマット
ヨガの唯一の道具、ヨガマット。ウェアがなくても、これだけあればどこでもOK
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私の例ですが、15年以上前にヨガを始めました。その後、数年間離れた時期がありましたが、数年ぶりにヨガのレッスンを受けても基本ができているため、問題なくレッスンを楽しめました。
まったくの初心者だと講師の指示が分からなかったり、体が硬くてポーズがとれないこともあるのですが、基礎があれば問題なくレッスンを受けられます。なので、昔やっていた運動の再開は断然おすすめ。

習い事に途中で参加しても、経験者だとそのスポーツの知識があるため自然と会話に入れますし「どこで習ってたんですか?」など聞かれて交流しやすいもの。体を動かす楽しさを思い出してみて。

 

●2:ひとりで、お金をかけずにできる運動を選ぶ

日々忙しく過ごしている方、子育てや介護で時間がない方は、あき時間にサッと取り組むことができる運動じゃないと続きません。なのでウォーキングやストレッチなど、道具が不要で手軽に始められる運動がおすすめ。

ウォーキング用の靴、帽子、ウエストポーチ
ウォーキング用の靴、帽子、ウエストポーチ。スマホと水だけ持って出かけられます

たとえば、ウォーキングがあります。買物のついでなど、自分の都合で運動できます。

ストレッチもいいですね。場所を取らないので、朝や寝る前のベッドの上で簡単ストレッチをしたり、またテレビを見ながら、子育てやお孫さんの昼寝の最中になど、いろんなシーンで取り入れやすいでしょう。音が出ないので、マンション住まいの方や、同居の家族がいても取り組みやすいです。

YouTubeの「5分で引き締め」とか「朝の10分ストレッチ」とか、短時間でできるエクササイズを活用してみてはどうでしょう。ゼロ円で取り組めるのでジム代の節約になるし、ひとりでスキマ時間に始められるのも助かりますね。