連休中、予定がある日もあれば、一気に家を片づけるという人もいるのではないでしょうか? 普段なかなか整理ができていなかった収納に注目してみませんか? 整理収納アドバイザーでブロガーの原田さよさんに押し入れの片づけのコツをうかがいました。
すべての画像を見る(全4枚)50代、押し入れの不用品を処分。失敗しない順番とは?
今回は、捨てるのが苦手だった私が、50代になってから始めた押し入れの片づけについてまとめます。挫折しかけたからこそわかった、押し入れを片づけやすくする順番があります。
「今度こそ押し入れをすっきりさせたい!」と思っている人は、ぜひ連休中の1日を利用して押し入れを片づけてみませんか。できればご家族と一緒に。片づけに苦手意識のある人ほど、年齢を重ねてきた人ほど、片づけの順番を意識しておけば失敗しません。終えたときの達成感も大きいですし、部屋自体が使いやすくなります。
●押し入れを不用品置き場にしない
じつは、かつてのわが家の押し入れには、「もう使わない」のに客用布団や子どもたちのオモチャ、ラジカセやビデオデッキ、古いレコードやCD、大量の紙袋や段ボールなどを置いていました。その他にもたくさんのものがあり、押入れはまるで不用品置き場のようになっていました。使っているものはほんのわずか…。
「なんとかしないと、このままではものがたまるいっぽうだ。年を重ねたらきっと私は片づけられなくなる」と一念発起して、押し入れの片づけに着手しました。手放すと決めたものの一部はリサイクルショップへ持っていきましたが、大半はゴミとして処分しました。思い出のものは、写真を撮るなどして、進めました。
本来の押し入れは、使うものを出し、使ったら戻すための場所。押し入れを整理したことで、必要なものだけが入っている状態になると、部屋もすっきりしてきました。中身をどんどん捨てていったら、押し入れ用のキャスターつき3段ボックスも不要になりました。
今は、必要なもの、季節のものなど、いつ使うかわかっているものが押し入れの中に入っています。