●演じるMasatoはオラオラ系だけど…
すべての画像を見る(全9枚)――八木さんが、Masatoと似ているな、と思うところはありますか?
八木:僕はあんまり我が強いタイプじゃないので…(笑)。でも、強いて言うなら、スマホゲームに課金をしてしまうところ…ですかね。気持ちはわかります。別に経済を回そうと思ってやってるわけじゃないんですけど、普通に僕はそのキャラクターが欲しくてやっちゃいます(笑)。
――撮影前には桜井さんや三浦さんと一緒にホストクラブに行かれたとお聞きしました。実際に行かれてみていかがでしたか?
八木:圧巻でした! エンターテインメントでしたね、完全に。僕はアーティストとしてライブもやっていて、演出を自分たちで考えることもあります。つくり手の目線からみてもエンターテインメント性に富んでるな、と思いましたね。
なにより、全力で目の前にいるお客さんを楽しませようという姿勢を感じたので、実際に自分が演じるとなると楽しみな気持ち反面、できるのかな、という不安はもちろんあります。
●もし、自身にキャッチコピーをつけるとしたら?
――普段のパフォーマンスに近いものも感じたんですね。
八木:ジャンルは違えど、人を楽しませる、幸せな気持ちになって帰ってほしいという気持ちは本当に同じだと思うので、その部分は変わらずやろうと思います。
――Masatoはナンバーワンホストということですが、八木さんご自身がナンバーワンになるためのキャッチコピーをつけるとしたら、どういうものにされますか?
八木:うーん……どうしようかな……(笑)。「一家にひとり、俺どう?」
――すごくいいですね!
八木:僕は圧とかはまったくかけられないので、ホストで言うとシャンパンを入れてあげたいって思ってもらえるようなホストになると思います。無理をさせたくない、というのは絶対にあるので、シャンパンを入れさせるために「今日は入れなくていいよ」ってあえて言うんじゃなくて、本気で言います。
――家にひとり、八木さんがいらっしゃったら、読者のみなさんもうれしいと思うんですけど……。
八木:どうですかー、みなさーん(笑)
●思春期は人見知りだった
――読者の中には、八木さんみたいな息子さんが育ったらいいな、と思われるお母さん方もいらっしゃるかと思うんですが、もし、アドバイスをするとしたら、どんなアドバイスをされますか?
八木:いやいや、もうアドバイスなんて僕ができることじゃないですけど…。やっぱりお母さんって、家事があって、食事をつくってくれて、子どもの面倒も見て…って、そこに僕はまずリスペクトしています。
それは自分の母親もそうなんですけど。もう皆さん十分すぎるほど毎日がんばってらっしゃると思うんです。本当にお疲れ様です。ということと、もし、僕みたいな子がいて欲しいなって思ってくれる方がいるんだったら、離乳食でアボカドを食べさせると、僕みたいな子が育つんじゃないかな、と(笑)。
――今もアボカドはお好きなんですか?
八木:めっちゃ好きです! 背も伸びるかもしれないです(笑)。
――ちなみに、どんなお子さんだったんですか?
八木:活発と言えば活発なんですけど、人見知りはあったのかな。最初はなにも考えずにただひたすら自分の感情で動く子どもだったなと思います。小学校高学年ぐらいから少しずつ人見知りが出始めるというか、多分、思春期が人見知りだったのかなと思います。