間取りを考えるときに、ブックカフェにあるようなライブラリーコーナーをつくると、おうち時間がグンと楽しくなります。読書好きにはたまらない、本やマンガの世界にどっぷり浸れる「至福の空間」を実現した4つの住宅事例を紹介します。取り上げているプランは、戸建とマンションリノベーションのどちらでもOK。ぜひ参考にしてください。
すべての画像を見る(全17枚)Case1.ダイニングの隣に畳敷きの図書室。寝転んでも窓辺に腰かけてもOK!
●Sさんの家 東京都 設計/青木律典 撮影/中村風詩人
借景の緑を取り込む横長の窓が印象的なSさんの家の2階ダイニング。リビングはなく、ダイニングが中心の間取りの家です。
窓際に設置されたカウンターは、子どもたちが宿題をしたり本を読んだりする場所。「子どものお友達が来たときにカウンターでお茶を出すと、『カフェみたい』と喜んでくれます」(妻)という大人気のスペースです。
ダイニングの隣には、畳敷きの図書室が。「床が1段下がっているので気分も切り替わり、段差に腰かけたり子どもと一緒に畳でゴロゴロしたり。いろんな使い方がある、リラックスできる空間です」(夫)。図書室の奥には納戸を兼ねた書斎も備えています。
窓辺に腰かけたり、畳に寝転んだりしながら読書を楽しめます。
図書室の奥には納戸を兼ねる夫の書斎を設置。DKとつながりつつ、ひとりの時間を楽しむこともできます。