さまざまな変化を感じ始める40代から50代。40代でモデルの浜島直子さんと50代ライターの一田憲子さんに、この世代ならではの不安にしなやかに対応するためのヒントをお伺いしました。
年を重ねる中で変化していった「料理」や「掃除」
日々の暮らしで欠かすことができない料理や掃除。浜島さんと一田さんに、年齢とともに変化していった料理と掃除について教えてもらいました。
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●凝った料理をやめ、ラクとおいしいを両立
一田さん(以下一):昨年、夫が健康診断で指導を受け、わが家の食生活は大きく変わりました。毎日のようにつくっていた揚げ物をやめ、代わりに蒸し物や焼き魚に。でも、さっぱりとした主菜は“ごちそう感”がないから、あと2品は副菜が欲しくなる。かえって手がかかって面倒だなぁと思っていたんです。
浜島さん(以下浜):品数が増えると、その分手間も増えますよね。
一:しかも、これまで料理家さんを取材することが多かったので、「料理は凝っていなきゃいけない」という思い込みがあったんです。使う調味料もおしゃれであるべし、めんつゆやマヨネーズを使ったら負け、みたいな(笑)。
浜:ものすごくわかります! だけど、私もそう思い込むのをやめ、超偏食の息子のために、毎日焼き肉のタレを使って料理するように。
一:私もこの頃やっと、「こうあるべき」から解放されて、「ラクしておいしければそれでいい!」にたどり着きました。今はメインが一品あれば、あとはもうがんばらない。冷やしトマトにマヨネーズを添えたものと、買ったモズク酢でもOK。ウェブで見つけたラクちんレシピも、どんどん取り入れるように! ダメ出しするかなと思った夫も、喜んで食べていますね。
浜:上手に手間抜きすることで機嫌よくいられて、家族にも好評。こんなにいいことはありませんよね!