長引くマスク生活で表情を動かさず表情筋が衰えているところに、加齢が加わってたるみが加速中。マスクで隠れている気のゆるみから、ケアの手を抜いていませんか? そこで今回はヘア&メイクアップアーティストの長井かおりさんに、今すぐできるマスク下のたるみをケアするマッサージと簡単メイクテクを教えてもらいました。
「げんこつマッサージ」でたるみをグッと引き上げ!
すべての画像を見る(全7枚)コリをほぐすことで血流がよくなり、たるみの原因となるむくみもすっきり&代謝もアップします。顔はクリームなどを塗って滑りをよくしてから始めましょう。
●エラ回りをほぐしてフェイスラインをキュッ!
手をグーにしてこぶしを耳下にあて、小さな円を描きながらエラ部分まで移動しながらマッサージ。かむ筋肉=咬筋(こうきん)のコリをほぐしてむくみを追い出します。
●小鼻の横のプッシュで鼻筋を際立たせる
手をグーにし、人さし指の第2関節を小鼻の横のくぼみに当て、圧をかけます。鼻回りのむくみが取れると鼻筋が際立ち、小顔に見えるうれしい効果が!
●眉をほぐして垂れ気味の目をすっきり
下がってきたまぶたを上げようと、眉周辺を無理に動かしているとコリが蓄積。グーにした手の関節部分を眉に当てて下を向き、自重でコリをほぐしましょう。
●頭皮マッサージで垂れ顔を引き締める!
グーにした手のこぶしで小さな円を描きながら、側頭部から頭頂部に向かって頭皮をマッサージ。頭皮がキュッと引き上がると、顔のたるみも同時に引き上がります。
長井さん流・簡単メイクでたるみをカモフラ
「たるみを目立たせないためには、顔が引き締まっている印象をヘアメイクでつくるのも手」(長井さん)
●「ほうれい線」の溝の影をハイライトで消す!
ほうれい線の深い溝付近だけに、肌色に近く、光沢のないハイライト(左)を。溝をまたぐようにブラシを左右に振りながら入れると、ふっくら見えて目立ちません。
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ほかにも、3月2日発売のESSE4月号では、スキンケアテクやメイク情報をたっぷり24ページにわたって大特集しています。さらに、奇跡の43歳と称賛される三宅健さんの美のルーティンを聞いたインタビューも! マスクレス生活に備えて、今日から始めたいテクがめじろ押しです。