もっと多くもらえる補助金があったのに申請せず後悔!

次世代住宅ポイントの申請の委任状
次世代住宅ポイントの申請の委任状
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わが家は、ハウスメーカーから紹介された制度のみを利用しました。しかし、あとからわかったことですが、「ZEH関連の給付金制度」も応募可能でした。

ZEH(ゼッチ)とは、「ネット・ゼロ・エネルギーハウス」の略で、住宅で使用される年間のエネルギーが実質ゼロになるになる住宅のこと。わが家は太陽光パネルと蓄電池を採用しており、性能面でこのZEHに該当します。

調べてみると、このZEH関連の補助金を受けると、次世代住宅ポイント制度は利用できない取り決めになっていました。しかし、こちらの方に申請していたら、次世代住宅ポイントよりも多くの補助金(当時は70万円)を受けられていました。

このZEH関連の補助金制度は、工事前に申請しなければならない制度。家の引き渡しあとでは、もうなにもできない状態でした。

かりに、自分たちで補助金制度について調べていれば、補助金の多い方の制度を利用できたはず。今になって思うと非常にもったいなかったと感じています。

 

失敗したから言える、給付金申請で気をつけたいこと

もらえる給付金があるのに申請しないと、非常にもったいないです。筆者の経験上、これから家づくりを始める方は、給付金申請に関して以下の3つに気をつけるとよいかと思います。

・家の「工事前」に申請しなければならない制度もあるため、事前に調べておく
・応募締め切りを確認したうえで、できるだけ早めに申請する
・自分で書類を準備して困ったら、ハウスメーカーの営業に相談する

給付金制度は知らなければ、申請すらできません。なので、ハウスメーカーに頼らず、まずは自分で調べることが大事だと思います。

そして、申請しなければいけない時期を知ることが大事。工事前の申請に関しては、ハウスメーカーや工務店としっかり打ち合わせを。また、家の引き渡し後に受け取る書類が、給付金申請に必要な書類なこともあります。

家の引き渡し後に申請する制度については、あと回しにせず、なるべく早くに申請をするといいと思います。そして、一連の作業でわからないことや困ったことがあったら、すぐに家づくりに関わってくれたハウスメーカーや工務店の担当者に相談をするとよいでしょう。

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