お風呂掃除は、少し手間に感じる家事のひとつ。なるべくものを持たずにラク家事を追求している整理収納コンサルタント・須藤昌子さんに、お風呂掃除の負担をグッと軽くするためのコツをお伺いしました。
すべての画像を見る(全4枚)ものが増えると、管理の手間も増える
すっきりした家のためには「今あるもので暮らす」のがいちばん。須藤さんは、「これがあるのが当たり前」という先入観をなるべくもたないようにしています。ご自宅の浴室には、掃除用ブーツを置いていないそうです。
「実家にも当たり前のように置いてありましたが、本当に必要? と考えてみたら、わが家にはいらないものでした。裸足で毎日掃除しています。基本的にぬるま湯で掃除するので足は冷たくなりません」
ブーツがあると、使っていないときはどこに置こうか? という問題が発生。
「置き場所に頭を悩ませるくらいなら、ナシでいいという結論に至りました」
●毎朝タオルで水気をふき取り、カビを防止
お風呂掃除を面倒な家事にしないための、須藤さんの工夫は「水気をふき取る」こと。
「朝の家事に、浴室のふき取り掃除をしています。壁や浴槽をはじめ、シャンプーボトルの底など水気がたまりやすい部分をササッとタオルでふくだけ。時間にすれば5分程度です」
このひと手間で、カビの発生を防止。
「毎日5分サッとがんばるか、その手間を惜しんで大掃除でガンコなカビ取りをするか。私はちょっとの手間でカビをつくらないほうが断然いい。だから続けられています」