●あるあるネタや、続きが気になる意外な伏線も

本作の見どころはいくつもありますが、まず挙げられるのが、気の置けない女性同士のおしゃべりやあるあるネタ。麻美が幼なじみや同僚と交わす日常的なやりとりは、「架空OL日記」を手がけたバカリズムさんならではのリアルさです。

次に注目したいのは、劇中に登場する90年代以降のカルチャー。子ども時代の麻美がたまごっちで遊んでいたり、朝はテレビで「ズームイン!!朝!」が流れていたり。カラオケではオレンジレンジやレミオロメンで盛り上がるなど、30~40代にとっては懐かしいキーワードが散りばめられています。

麻美がドラマのAP(アシスタントプロデューサー)として働く第4話、第5話では、ドラマ制作の舞台裏を描いた“お仕事もの”としてのおもしろさも。撮影を巻きで進める、つまり進行を急ぐために麻美が知恵を絞って工夫する様にもなるほど! とうならされます。

波乱含みのテレビ局編はどんな結末を迎えるのか、今回は生まれ変わりに必要な徳を積めているのか。そもそも、3周目でも不慮の事故は回避できないのか…。

さらには、2周目で年商10億の実業家になっていた松坂桃李さん演じる元彼、第3話で登場した水川あさみさん演じる謎の女など、背景が明かされていない登場人物も。麻美以外にも、タイムリープしている人がいる可能性もあります。SNSでは「着ている服の色がタイムリープの回数を表しているのでは?」と考察する声も上がっており、まだまだ意外な伏線がありそう。繰り返し見る楽しさも味わえるドラマなので、ぜひ今からでもチェックしてみてくださいね。

 

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