寒い冬の水回りの掃除をラクにする工夫をご紹介。洗剤をスプレーするだけで、こすらず掃除をすませるアイデアです。教えてくれたのは、ライフオーガナイザーの田川瑞枝さん。50代になり、体の負担を減らそうと考えた結果行き着いた、時短掃除テクニックを伝授します。
すべての画像を見る(全15枚)風呂の浴槽はスプレー式の洗剤でほったらかし
筆者の家では、風呂掃除を湯上りすぐに行う習慣に。温まった浴室の方が、汚れ落ちがよく、その分労力も半減します。
冬の浴室はすぐに冷えてくるのでなるべく簡単にすませたいもの。そんなときは、スプレーして洗い流すタイプの洗剤が便利です。
筆者が愛用するのは「バスマジックリン エアジェット」。
スプレーを吹きつけて、ほっておくだけで汚れを落としてくれるすぐれものです。こする手間が省けるので、掃除している感覚はありません。
湯船だけでなく、水栓金具にも。
ご覧のとおり、ピカピカにしてくれます。
あまりたくさん洗剤を吹きつけてしまうと、すすぎの際に泡がたちすぎるので気をつけるようにしています。金具を指で触ると、キュキュッと音がするくらい、汚れがしっかりと落ちているようです。
風呂掃除にまともに向き合おうとすると、全身運動をしているのと同じくらい、体を動かします。疲れているときは、などはついあと回しにしたくなるもの。でも、このやり方なら、かなりの手間を省くことができます。
ちなみにこすり洗いについて。まったくしないというわけではなく、週末の余裕のある日には行うことにしています。
キッチンシンクもこすらずきれいに
水回りで汚れやヌメリが気になる場所といえば、なんといってもキッチンのシンク内です。油汚れや調理汚れなど、いろんな汚れが付着するシンクは清潔にしておきたいですね。
毎日掃除したい場所ですが、時間の制約や疲れなどもあって、ついあと回しにしがちに。しかも水を使う場所なので、手荒れも心配です。そんなときに助かるのが、スプレーで汚れを落としてくれる洗剤です。
筆者は、「キッチンマジックリン 泡ジェット」を使っています。風呂掃除同様、さっと吹きつけるだけの手軽さ。
筆者のルーティーンは、以下のような流れ。
・食後に食器を洗ったあと、キッチンの作業台に一時置きする
・直後に、洗剤をシンクにまんべんなくスプレー
・洗剤の泡が汚れを落としている間に、食器をふいて、定位置に戻す
・シンクの中の泡を洗い流して、台所仕事を完了
こうすれば、泡が汚れを落とす時間を待つ必要がなく、時短になります。食器洗いのなかに、キッチンシンクの清掃を組み込んでしまえば、あと回しにすることなく片づけられます。
洗面所のボウルは夜の歯みがきときにスプレー
洗面所のボウルも、同じくスプレーで掃除します。筆者は夜の歯みがきのときに行うことに。スプレーしてから歯みがきを開始。歯みがきを終えて口をゆすいだあと、ボウル全体を洗い流します。これだけで、ボウルはいつもピカピカ。
ちなみに使う洗剤は、そのときの気分で、エアジェットか泡ジェットのどちらかを選んでいます。