●寝ているように息を引き取ったタルボ
すべての画像を見る(全3枚)恐れていた大きな痙攣や血を吐くようなことはなく、比較的、苦しまなかったのではないかと思います。ただ、本当にこれでよかったのかは、やっぱりわかりません。
あの日、暖房をつけていたら、腎不全にもっと早く気づいていたら、点滴をしていたら、もっといい救急に連れていっていたら…。後悔は尽きることがありません。
後日、お世話になった動物病院の先生にご挨拶に行きました。先生から「タルボくんもいろいろあった猫でしたけど、最後は幸せだったと思います」とおっしゃっていただき、救われた思いでした。私が実際にタルボと過ごし、老猫を飼うならやっておいた方がいいと思ったのは
<老猫を飼うならやっておきたいこと>
・老猫の飼い方の本などを一読して、注意点を把握しておく
・猫にはどんな病気があるのかを知り、治療法を知っておく
・信頼できる動物病院と救急病院を調べておく
・最後はどこまで延命するのか、家族で話し合っておく
ということです。譲渡会には、おうちのない猫ちゃんたちがまだまだたくさんいます。さみしさを乗り越えて、また困っている猫ちゃんに、おうちを与えてあげられたら、と思いました。
タルボは私に、そんな使命を与えて逝ったのかな、と今は思っています。