テレビなどできれいなお家を見ると片づけたい気持ちが湧くけれど、実際に始めてみると中々進まないもの。そんな方におすすめしたい、「最適なものの量」を知って増えすぎない工夫をしている金子由紀子さん(57歳)の暮らしを紹介します。
どうしても増えるものを手放すときの取り組み4つ
ものを増やしすぎないように気をつけていても、暮らしていれば少しずつ増えていくもの。ときどき見直し、手放すルールを決めれば、ものが滞ることなく循環します。
●わが家は「ものの通過点」と考える
「わが家はあくまで、ものの通過点。必要なときに取り入れ、また手放すものと考えます」
リサイクルショップを利用したり、人にあげたり、もらったりするのもひとつの方法。
【イスは古道具店で買ったり、近所でもらったり】
すべての画像を見る(全8枚)不要品を人にあげることもあれば、自分がもらったり、買うことも。
「写真のイスは古道具屋で買ったり、近所の幼稚園から捨てる直前にもらったりしたもの。どれもお気に入り」
【棚の一角に「だれかにあげるかも」コーナーを】
ほぼ新品だけど使わなかった帽子や、人にあげたいと思って買った絵本などを保管するコーナー。
「欲しい人がいたらすぐ差し上げます」
●捨てる前に「使いきる」で未練ゼロに
気に入って買ったものはたくさん使って、傷んだら修理したり、リメイクすることも。
「とことん使いきれば、未練なく手放せます」
【気に入った柄の服は、枕カバーやバッグにリメイク】
柄が気に入っていた服は、布をカットしてとっておき、枕カバーやバッグなどにリメイクすることも。
「小さな切れ端も、なにかのリメイク用に残しています」
【低反発マットレスはクッションに変身】
使わなくなった低反発マットレスを、ソファの座面用と背もたれ用のクッションに。
「使いやすいサイズにカットしてカバーをつけました」
【すり切れたら当て布して、破れるまで着る】
肌触りがよいお気に入りのワンピースは、バッグが当たる部分がすりきれてきたので、裏から当て布を。
「好きな服はとことん着倒します」