●お出かけのときも、いい感じの棒をゲット!
すべての画像を見る(全23枚)6月には和歌山から滋賀県の信楽へお出かけして、陶芸の森という広場でも落ちていたいい感じの棒をゲットした。滋賀のいい感じの棒!
犬がくわえてくるのはいい感じの棒だけではなく、畑に落ちていた柿の実をくわえて持ってきてくれる日もあった。
2022年はESSEonlineで「まほろば写真館」という新連載を始めさせてもらって、そこで出会った方から動物と生きる日々についてお話を聞かせていただきました。貴重な体験をさせていただいて感謝しかないです。不定期更新となりますが、続けていければと思うので気にかけていただければ幸いです!
すてきなこともありましたが、同時に心身と調子がすぐれない1年でもあって、Twitterでもよく投稿しているように「犬を見て今日も一日なんとか」でした。
今回撮った写真を見返して、おんなじ畑でも季節によって咲いている植物も違えば景色が変わるのだと、知っていたけど自然のおかしさにあらためて感動した。春はヒメオドリコソウ、秋はセイタカアウダチソウ。
感動すると共に、時間も肉体も有限で、だから失えば替えがないと再認識した。そして犬を、犬と過ごす時間を、日常の眩さをもっと慈しみたいと思った。
感受性全開、日々の歓びも痛みもこの目に焼きつけたい。まぁでもそう思えるのはどん底からは浮上したからなんよな。無理せんとこ、5年前のがんばり方は体力的にも精神的にもできへん。清々しい諦めと生きる覚悟を心新たに、また1年犬を愛そう。
これを読んでくれているあなたにとってはどんな1年でしたか。どうであっても1年を生き抜いたあなた自身をたくさん労ってほしいです。犬を愛でるが如く、あなた自身を労ってくれませんか。がんばり屋さんのあなたに幸せが降り注ぎますように和歌山の山奥から祈ります。
今年もinubotを見守ってくれて、犬を可愛がってくれて、心よりありがとうございます。少し早いですが、よいお年を!
第1回~12回までの連載に加え、書籍オリジナルのコラムや写真も多数掲載した『inubot回覧板』(扶桑社刊)。こちらも犬の魅力が満載なので、ぜひご覧ください。