夫に頭を下げて妊活…。愛のないセックスで悲しみはピークに
どうせ風俗通いは止めてないんだろうな…と薄々気がつきつつも、見て見ぬふりをして波風を立てないような暮らしをしながら3年。上の子が幼稚園へ入園したタイミングですぐに妊活をはじめました。
しかし、自己中な夫はあまり協力的ではありませんでした。
●排卵日。夫に頭を下げてタイミングをとった
「今日なんだけど…」と言っても、「う~ん、まいったなぁ。明日早いのに」とあからさまに面倒くさそうな態度を見せる夫。女性にとっては月に1度の大事なチャンス。「前に話し合ったでしょ!」と強く抗議しました。
私は、ひとりで基礎体温をつけたり排卵検査薬で排卵日を正確に予測できるようにしていたので、どうしても逃したくありませんでした。
すべての画像を見る(全5枚)「今日じゃないとだめなの…。お願いします」
しぶしぶ夫に頭を下げました。屈辱的な気持ちもありますが、それ以上に子どもがかわいくて2人目を授かりたいという希望が強かったので、心を無にして頼むしかありませんでした。
●お店はラクだから好き。でも妻とセックスするのは面倒くさい
夫のやる気のない態度はベッドの上でも変わらず。
「じゃあ、乗って」と行為を私まかせにして、自分はなんにもしないのです。あぁ、お店ではいつもこうして全部やってもらえるからラクなんだろうなと思うと、心底げんなりしました。
でも、子どものためなら…。本当にその思いだけで、なんとか行為をやり終え、奇跡的にこの1回で無事に妊娠。翌年、念願の男の子が誕生しました。
そして、これが私と夫の最後のセックスになったのです。3年に渡る家庭内別居の末、離婚に至ったお話はまた次回。