●つくり方<所要時間は2時間>
手順を参考に、自分だけのオリジナル作品をつくっていきましょう。
(1) ビンのフタにプライマーを塗り、冷風で乾かす
すべての画像を見る(全16枚)ビンのフタに筆でプライマーを塗る。塗布後は、ドライヤーの冷風を1~2分かけて乾燥させる。
すべての工程において、筆で同じところを何往復もしないことが美しく仕上げるコツ。また使用する筆は、塗るアイテムによって筆先の太さを変えると作業がしやすい。今回はのり・ニス用に14号、絵の具用に18号を使用。
(2) アクリル絵の具を4~5回塗り重ねる
乾いた(1)のフタに筆でアクリル絵の具を塗り、ドライヤーの冷風を1~2分かけて乾燥させる。フタの地色が透けなくなるまで絵の具を塗って乾燥させる…を繰り返す。
<Point>
筆跡が残ってしまっても、ニスを塗ればリカバリーできるので気にしない!
(3) ペーパーを切り抜いて1枚にはがす
ペーパーナプキンを広げ、使う部分を決めたら、周囲に少しだけ余白を残して切り抜く。このとき、筆先から水が出る「水筆ペン」でモチーフの周囲を濡らすと、紙が手で簡単に切れるので作業がラク。
ペーパーナプキンは紙が3層ほど重なっているため、上下を練り消しゴムではさんではがし、表面の絵柄の印刷された紙のみを使う。
(4) ペーパーをビンのフタにはりつける
フタに切り抜いたペーパーを仮置きする。
ペーパーをはる部分に筆でデコパージュ液を塗り、ペーパーを置いて、周囲の余白部分までトントンと指で押さえる。
さらにウエットティッシュでしっかり押し、フタとモチーフを密着させる。シワができていても、ここでギュッと押せば目立たなくなるので大丈夫。フタの縁からはみ出たペーパーは、縁の端ギリギリでカット。
(5) デコパージュ液でコーティングする
すべてのペーパーをはり終えたら、デコパージュ液を上から塗り、ドライヤーの冷風を1~2分かけて乾燥させる。
(6) ニスでさらにコーティング
モチーフをはる際にできたシワや、筆跡の線などをきれいに消し、強度をアップしてくれるニス。ニスを塗る→ドライヤーの冷風を1~2分かけて乾燥…を2~3回繰り返す。初心者にはマットタイプのものがおすすめ。