家族でおいしく食べられる低糖質メニューを毎月ご紹介。ダイエット中の人はもちろん、献立づくりに悩んでいる人もぜひチェックを! AGE牧田クリニック・牧田善二先生、料理家・ほりえさちこさん監修のレシピです。

2種類の食物繊維が腸活を促進。ゴボウはダイエットの強力なサポーター!

ゴボウの糖質はけっして低くはありませんが、糖質オフメニューに不足しがちな食物繊維が豊富。しかも、食後の血糖値の上昇を抑えたり、腸内の不要物を吸着して体外へ排出する「水溶性食物繊維」と、腸を刺激したり、水分を吸収して便の量を増やしたりする「不溶性食物繊維」をバランスよく含むため、腸内環境の改善に効果大。歯ごたえのよさも満腹感につながります。

ゴボウの糖質量:1本(150g)当たり14.5g

●ゴボウの選び方

味がよいのは、太さが均一でまっすぐ伸びていて、しわやひげ根が少ないもの。表面にハリや弾力があるかも要チェック。泥つきの方が風味や鮮度を長くキープできます。

●ゴボウの保存法

乾燥しやすいので泥つきのまま新聞紙で包み、風とおしのよい冷暗所で保存を。洗いゴボウの場合は、ラップで包んで冷蔵庫の野菜室へ。きちんと保存をすれば、意外と日もちします。

 

「煮込みゴボウハンバーグ」のレシピ

ささがきゴボウのパリパリした食感がアクセント! トマト+みそで煮込んだコクうま味がたまりません。

●煮込みゴボウハンバーグ

煮込みゴボウハンバーグ
煮込みゴボウハンバーグ
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材料(4人分)

  • ゴボウ 120g
  • 合いびき肉 500g
  • A[卵1個 おからパウダー大さじ2 塩小さじ1/2 コショウ少し]
  • サラダ油 大さじ1
  • B[トマトピューレ、水各1カップ みそ大さじ1 しょうゆ小さじ1 バター10g]
  • ブロッコリー(ゆでる)、ラディッシュ 各適量

【つくり方】

肉ダネをつくる

(1) 肉ダネをつくる

ゴボウはささがきにする。ボウルに合いびき肉、ゴボウ、Aを入れ、ひき肉に粘りが出てゴボウが均一に混ざるまでこねる。

整形して焼く

(2) 整形して焼く

(1)を4等分にし、楕円(だえん)形に整える。サラダ油を中火で熱したフライパンに並べ、両面に焼き色をつける。

煮込む

(3) 煮込む

Bを加えて弱火にし、ソースに軽くとろみがつくまで10~15分煮る。器に盛ってソースをかけ、ブロッコリーとラディッシュを添える。

[1人分473kcal/糖質量9.6g]