Facebookで高校時代の元カレと再会し、頻繁に会うようになった恵理子さん（仮名・38歳）。相談を受けていた同僚の方にお話を伺いました。レスのまま、夫との冷めた関係に癒しの時間をもたらしてくれた元カレですが、ついに関係が露呈してしまい…。
喫茶店が修羅場に…！セックスレスの夫とセフレが直接対決
レスになったことがきっかけで、夫への愛が冷めてしまい、女の影がちらついた腹いせで、Facebook経由で再会した元カレとセフレ関係になってしまった恵理子。同僚の私から見ても、どんどん泥沼にハマっていくのがわかりました。
朝、会社に出勤するときに近くまで車で元カレに送ってもらっているところをほかの同僚にも目撃され「旦那さん、イケメンだね、朝会社まで送ってくれるなんて優しい」と言われて「あれ、友達なんです～」とサラっと言いのけて、職場の空気を凍りつかせることもしばしば。
これはバレるのも時間の問題だなと思い、お昼休みに「そのまま不倫関係を突き進んでも地獄だよ」と忠告したこともあったのですが、「子どもさえいなければとっくに離婚しているし、バレたらバレたでそれでいいの」と開き直っていました。むしろ「離婚できないまま時間が過ぎて、カレが離れていったらどうしよう」と相談されたことも。
しかし、ついに2人の関係を旦那さんも知るところとなってしまいます。
●元カレと一緒にいるところを夫に尾行されていた
いつものように、会社の屋上でお弁当を広げて二人でランチしていたときのことです。
「昨日さ、元カレとデートしていたときに、夫がたまたま車で後ろにいたらしいんだよね。尾行されていたのかな。怖くない？」と恵理子。
「え？ 全然気がつかなかったの？」と聞くと、「まさかそんな探偵みたいなことをされるなんて思ってもみなかった…」と恵理子が肩を落としました。
キスをしたり、ホテルに行ったりという決定的なシーンこそ見られなかったものの、家に帰ってから「男と車に乗ってたよね？ あの人はだれ？」と問いつめられ、「高校時代の友人で、歯医者に行くときにたまたま方向が一緒だから乗せてもらった」と苦しい言い訳をしたそうなのですが、結局、携帯を見られて関係がバレてしまったのだそう。
恵理子「LINEのやりとりは全部消していたんだけどね、直近のデートの約束をやりとりしているところだったから、それで…」
今まで、リアルな昼ドラを見ているような心境だった私も、このときばかりは旦那さんの心境を思い胸が痛みました。
後日、恵理子と旦那さん、そして元カレの3人で、直接会うことになったそうです。
●レスであっても夫婦関係は円満であると言いはる夫
日曜日の昼下がり。駅から離れた人の少ない喫茶店で、旦那さんと元カレが直接顔を合わせ、3人で今後どうするかという協議が始まりました。
恵理子によると、旦那さんは元カレに対し「あなたの存在さえなければ、夫婦関係は円満で、子どもも一緒に育てていく大切なパートナーだから、すぐに別れてほしい」ときり出したといいます。
それに対して元カレは、恵理子がレスで長年苦しんでいたこと、自分は子どもとの関係も良好なこと、恵理子が望むのならば、離婚したあとも子どもを一緒に引き取って育てたいと考えていると発言。
このとき妻である恵理子本人は、「遊びのつもりで会っていた元カレが、自分のことを真剣に考えてくれていたなんて意外だったし、うれしかった。旦那は“夫婦円満”だなんて本当に口だけで、もう愛はないし、離婚して元カレと一緒になりたいと思った」と。
