寒くなり、厚手になる洋服とのバランスで、髪はまとめた方がすっきりして、スタイルが決まることも。「ロングでもアクセ1つで簡単に上品なまとめ髪がつくれます!」と話すのは、女性の髪問題に詳しいヘアライター・佐藤友美(さとゆみ)さんと、人気ヘアサロンMINXのディレクター・八木花子(八木ちゃん)さん。今回は、58歳の読者をモデルにクリップを使ったヘアアレンジを教えてもらいました。

大人のヘア問題白黒つけます
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さとゆみ:今日は、ロングヘアのまとめ髪を簡単にできるようになる方法!
八木ちゃん:はい! おまかせください! といっても、実はロングのまとめ髪って、それに合ったヘアアクセサリーを使うのが1番簡単なんですよね。

女性正面
ロングヘアの場合、1度にまとめる髪の量が多くなるので、アップヘアは工夫が必要

さとゆみ:クリップとか?
八木ちゃん:そうですね。ロングヘアの人の場合、まとめる髪の量が、短い人よりも多くなります。ですから、大量の髪をまとめても落ちてこないように、サイズが大きなバンスクリップを選ぶといいですよ。

ワニクリップ
今回使用するバンスクリップ。多い髪もしっかりとまる

さとゆみ:たしかに。ホールド力も、強めのものがいいですね。
八木ちゃん:今回も、大きめのクリップを使って、プロセスを紹介します。

●動画もあり!バンスクリップを使ったまとめ髪のやり方

八木ちゃん:では、まとめ髪のプロセスを紹介しましょう。最初に、髪にワックスやバームをなじませておくのが大事です。スタイリング剤を先につけておくことで、バラバラとくずれにくくなるんですよね。

(1)髪にワックスやバームをなじませる

髪にワックスをつける女性
ワックスやバームなど、髪がまとまるタイプのスタイリング剤を中間から毛先に

さとゆみ:めちゃくちゃ直毛の人は、先にアイロンなどで巻いておいてもいいですよね。
八木ちゃん:そうですね。ワックスもアイロンもそうなのですが、「髪がサラサラではなく、ひっかかりがある」状態になると、まとめ髪は崩れにくくなります。
次に、襟足から髪をぎゅっとねじりあげましょう。この時、たるまないように、ややきつめにねじるのがコツです。

(2)襟足から髪をねじりあげる

女性の後ろ髪