踏み板が三角形だと、足を踏みはずすリスクが大きい

筆者は階段を急いで駆け降りるときなどに、ときどきうっかり足を滑らせそうになることがあります。踏み板が三角形だと、着地するスペースの広さが、左右の足それぞれで異なることに。これが、原因のひとつになっているのでしょう。

 

夜の階段の様子
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夜に足元灯のみで降りる際にも、三角形の鋭角部分に足を乗せるときは、気をつけるようにしています。

 

子どもと階段を降りる様子

また、子どもと手をつないで降りるときにも注意が必要です。子どもは、階段の外回りについている手すりを持ちながら降りることになります。結果、大人の方が、足を乗せるスペースがより窮屈な内側を降りることに。踏み外せば、手をつないでいる子どもも危険。非常に気を使います。

 

できることなら、踏み板を全部四角にしたかった

後悔ポイントになってしまった筆者宅の階段。でも、折り返し階段が全面的に気に入らないかというと、そんなことはありません。

折り返し階段にも、以下のようなメリットはあります。

・省スペースで階段が設置できる
・(ストレートな階段に比べて)万が一転げ落ちてしまった際にも、折り返し部分があることで下まで落ちるのを防げる

これらのメリットをハウスメーカー聞き、折り返し階段を採用したこと自体には納得しています。

それに、もしも踏み板がすべて四角形だったら、階段の面積が増えて、ほかの部分の間取りにも影響が出たかも。階段のために、希望どおりのLDKを諦めることだってあったかもしれません。

もちろん、できることなら、回り階段の部分も三角形ではなく四角形になっていたらよかった…。1年半暮らして、筆者のなかでは後悔が残り続けています。四角形なら、足を踏み外す心配も掃除のしにくさも問題にならなかったでしょう。

完璧な家づくりなんてないかもしれません。でも、できる限り、いろいろ角度からプランの検討はしたいものですね。

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