4.お風呂場や脱衣所で、外からの目を心配しなくてよい

外からの目を心配しなくてよい
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お風呂場や脱衣所が2階にあると、外からの目に余計な気を使う心配が、ぐっと少なくなります。

高い位置に窓がくるので開放しやすく、日頃の換気はもちろんのこと、お風呂でのぼせそうになったときには、外からひんやりとした気持ちいい空気を取り入れることもできます。

また、お風呂場で鼻歌を歌っても通行人に聞かれる心配もなく、完全なリラックス空間になっていると感じています。

 

5.1階に手洗い場が必要に。それが思わぬメリットに

1階の手洗い場

洗面所が2階になることから、帰宅後にすぐ使える手洗い場を、別途1階に設けることになりました。

建築当時は、その分のコストをデメリットに感じていましたが、コロナ禍になり状況は一変。玄関のすぐ近くに設けた手洗い場で「手洗い・うがい」をしてから部屋に入ることができ、感染対策にもつながっています。

また、専用の手洗い場なので来客者にも使ってもらいやすく、非常に重宝することに。

そのほか、朝の忙しい時間帯は洗面所が混雑するもの。2階の洗面台と1階の手洗い場の2か所で同時に準備を行うことができ、ストレスがなくなりました。

 

老後は少し心配。でもそれはずっと先のこと…

老後心配な階段

このように、2階水回りのメリットを多く感じていますが、最大の心配は老後の生活。

足腰が弱くなってくると、1階部分だけで過ごすことが想定されますが、水回りが2階にある場合はそうもいきません。

しかし、まだ30代であることを考えると、おそらくそれは40年以上も先の話。その頃には家を建て替えたり、リフォームしたりすることで対応すればよいと割りきって考えています。実際に暮らしてみて、「2階水回り」に後悔はありません。

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