●悲しみを和らげるにはとことん悲しむことが大切

如月さん
すべての画像を見る(全4枚)

 

深い悲しみに陥ったとき、少しでも気持ちを和らげるために大切なのは、「とことん悲しむ時間をつくること」と如月さん。
「無理に押さえ込むと、その感情が何年経っても消えずに、長く苦しむことになる。心理学的にも、悲しみというのは悲しみ尽くさないとなくならないと言われているんです。とはいえ、子育てや仕事をしていると、そうそう悲しみに浸ってもいられない。“寝る前や日中の1時間だけ”と時間を区切って、その間は思い切り涙を流すとよいと思います。私の場合、実家に帰っているときは、ひとりで目いっぱい悲しみに浸ることができた。それが心の回復にもつながったと思っています」

さらに、ノートに自分の気持ちを書くことも、気持ちの整理に役立ったという如月さん。
「毎朝、起きたらすぐにノートに思い浮かんだことをなんでもいいから書き留めるんです。大事なのは、内面に抱えているものを外に出すことなので、言葉を選ぶ必要はありません。ノートがいっぱいになったら、読み返さずに捨ててOK。私は一冊書き終えた時点で、かなり心が軽くなりました」

続きは8月14日に公開予定です。

発売中のESSE9月号では、お盆の時季に考えたい「実家の片づけ」や「親の介護について」詳しく紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

50代からの毎日を応援する記事多数!「これからの暮らし by ESSEonline」はこちら