あったかい鍋やスープが恋しくなるこれからの季節。
料理家・管理栄養士の藤井恵さんが考案したのは、豚バラ薄切り肉を使った「塩モツ風鍋」。博多名物のスタミナ鍋を、手軽な豚バラ肉でアレンジ! 塩味ベースのスープなので、調味料の糖質も賢く抑えられます。

ESSEonlineライターの主婦・ハピコさんがつくってレポートしてくれました。

塩モツ風鍋
豚バラ肉で手軽にモツ鍋風!
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豚バラ薄切り肉でできる!体があったまる塩モツ風鍋

【材料(4人分)】

・豚バラ薄切り肉 300g
・ニラ 1束
・こんにゃく 2枚
・A[だし汁6カップ 酒、塩各大さじ1 みりん大さじ1/2]
・ニンニク(薄切り) 4かけ
・赤唐辛子(小口切り) 2~3本
・モヤシ 2袋

【つくり方】

ニラは5~6cm長さに切る

(1) 豚肉は7~8cm長さに切る。ニラは5~6cm長さに切る。

こんにゃくは7~8mm厚さの短冊切り

こんにゃくは7~8mm厚さの短冊切りにし、中央に1本の切り込みを縦に2cmほどを入れる。

こんにゃく

一方の端を切り込みの穴にくぐらせて手網こんにゃくにし、熱湯で下ゆでする。

火にかける

(2) 鍋にA、ニンニクと赤唐辛子の各1/2量、(1)のこんにゃくを入れて火にかける。

煮ながらいただく

煮立ったら中火にして豚肉をほぐし入れ、再び煮立ったらアクを除いてモヤシ、ニラ、残りのニンニクと赤唐辛子を散らし煮ながらいただく。

塩モツ風鍋

本格的なモツ鍋だと、脂分が気になってしまうのですが、豚バラ肉でアレンジしているのでしつこい脂っぽさもなく、とても食べやすかったです。

ニンニク、赤唐辛子の味わいが夫に大好評! ただし6歳の息子には少し辛かったみたいなので、小さな子どものいる家庭は、唐辛子の量を減らしたり、別添えにするといいかもしれません。

ピリ辛のスープは、最後の1滴まで飲み干したくなるほど、お肉と野菜の味が出ていておいしかったです。

そして、なにより、とっても簡単!

レパートリーが少ない私はついつい市販のスープに頼りがちなのですが、これなら料理が苦手な私でも手軽につくることができそうで、今年の冬、たくさん楽しみたいと思いました。

ESSE11月号

の特集「糖質オフの鍋とスープ」では、ほかにもおいしくてしかも糖質オフのレシピを多数紹介しています。ぜひチェックしてみてください。

●つくってみた人 【ハピコさん】 1981年生まれ。夫、息子の3人家族。Livedoor公式ブロガーとして、無理をしない貯金ブログ『のんびり楽しく貯金』を更新中。著書に『モノと家計を見直してお金のことで後悔しない暮らし方

』(KADOKAWA刊)がある