一体型LEDダウンライトの交換時期とかかる費用
ダウンライトの機能性や見た目については、とても満足しています。ただ、ずっと気になっていたのが寿命による交換時期と費用です。なぜなら、わが家で設置しているLEDダウンライトは「一体型」。光源と照明器具が一体となっているタイプで、電球交換時には照明器具ごと交換する必要があるためです。
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この交換には、電気工事士の有資格者による工事が必要。照明器具代に加えて、工事費が発生することになります。
LED照明の特長の1つは長寿命。たとえば、寿命約40,000時間などと言われています(1日8時間点灯で約13年)。ただ、これはあくまで光源の寿命。光源以外の部品にも寿命があることから、一体型ダウンライトの場合は照明器具としての実質的な寿命は8~10年程度と考えられるそうです。
わが家も築8年が近付いた頃から、日頃の点灯時間が長いダイニング、リビングのダウンライトがきちんと点灯しないことがたびたび発生するように。
何度かスイッチを切り替えれば明るく点灯するのですが、あまりに高頻度で発生するように。寿命を迎えたのだと判断し、交換に踏み切りました。
交換したのはLDKのダウンライトすべて、合計17台(寝室や洗面室は点灯時間が短いこともあり、寿命を迎える様子はまだなさそうでした)。かかった費用の合計は、税込で約14万円。それなりの金額は覚悟していましたが、それでも驚きの金額です。
一度設置したら変更できないというデメリットも
10年程度の間隔で10万円を超える費用が発生するというのは、やはりダウンライトのデメリットだと思います。それに加えて、天井面に穴を開けて設置していることから、一度設置したダウンライトをやめることも簡単にはできませんし、ペンダントライトやシーリングライトのように模様替えとして照明器具本体を変更することもできません。
ダウンライトを「とりあえず」で採用してしまうと後悔する可能性もあり、よく考える必要はあると思います。
いいことばかりではありませんが、それでもダウンライトのスッキリ感は格別。また家づくりのときに戻ったとしても、やっぱりわが家はダウンライトを採用したいと感じています。