毎日暑い日が続き、薄着ででかける季節が到来。しかし、体型が気になって「薄着になるのが怖い」という方も多いのでは? そこで、料理研究家でダイエットカウンセラーのおにゃさんに、4か月で13kgやせたYさんを例に、年齢関係なく、健康的にダイエットする方法を教えてもらいました。

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連日の暑さで食欲は減っているけど、体重は減らない。食べていないのにやせないのは年齢のせいなの…?! そんな風に思っていませんか?

年齢を重ねるごとに基礎代謝は落ちていきますので、若い頃とは違ってやせにくくなってきますが、運動をしなくても、食生活を変えるだけで着実に体重は減っていきます。そして、体調も改善されていきます。

Mさんのビフォーアフター
13kgやせたYさんのビフォーアフター
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ということで、今日は4か月でー13kgスルッと減ったアラカンのYさんに、どんなことに気をつけて食事をしていたのか、13kgやせて変わったことをお伺いしました。

●ポイント1:とにかく野菜!!そしてタンパク質もしっかりとること

野菜
(※画像はイメージです)

Yさんは、これまでまったく野菜を食べていなかったので、ダイエット・健康のためには、とにかく「野菜も食べなきゃ…!」と毎食野菜を食べるように。

でも飽きないように、炒めたり、スープの中に入れたり、毎食同じメニューを心がけるようにし、今まで糖質中心だった食生活からタンパク質も毎食とるように気をつけました。ちなみにYさんは、野菜の量を「1食あたりコマツナ1袋」を定番としてたそうです。

私はこれまでやせられないと悩んでいる皆さんと数多く話していますが、「やせられない!」と悩んでいる方で、野菜をたくさん食べている方はかなり少ないです。もしくは、ちゃんと食べていると言っても少ない人がほとんど。

したがって、Yさんのように、1食あたり野菜1袋と決めると、自然と野菜摂取量が増えていっていいですね。

「野菜は1日350g」というフレーズ。恐らく聞いたことがあるかと思います。これは、厚生労働省が提唱する健康づくりの指標「健康日本21」で、目標値として定められている野菜摂取量のことです。ただ、350gと言われてもピンとこないので、私としては、「毎食1皿は必ず野菜」とすることをおすすめしています。

コマツナ
Yさんが食べていたコマツナ(※画像はイメージです)

なお、Yさんが毎食食べていたコマツナ1袋の容量は約200~300g。1袋200gと考えても3食で600g食べることになるので、1日で350gは余裕で超えることになりますね。また、Yさんは毎食コマツナだけ食べていたわけではないので、もっとたくさんの野菜を食べていたということになります。

1日にそんなにたくさんの野菜食べられない…! と思われる方もいらっしゃると思いますが、火を通すと大した量になりません。

トマトスープ
(※画像はイメージです)

今の時期は、暑いのでサラダが定番になりがちですが、サラダだとカサでたくさん食べているように見えても、あまり食べられていないことも。そのため、サラダだけではなく、汁物や煮込み料理に入れたり、お浸しやナムルにして火を通した料理にすると無理なく野菜が食べられるようになります。

こんなに暑い時期は、さっぱりしたトマト煮込みにすると自然と野菜量が増えておすすめですが、あまり難しいことを考えるとなにもできなくなるので、レンジでチンして味つけをするくらいから始めてみるといいですよ。