「お金がたりない」「今月ギリギリ…」と、給料日前に困った経験はありませんか? そこで今回は、節約レシピが得意なインスタグラマー・あみんさんに、給料日前1週間の晩ごはんを5000円で乗りきるレシピを教えてもらいました。
給料日前1週間を5000円で乗りきる!節約調理のポイント
すべての画像を見る(全23枚)節約調理を活用すれば、特売肉やかさ増し食材などを使ったボリュームたっぷりの献立で、大満足間違いなし!
●1:肉もどきでだます
肉類は食費に占める割合が高め。そこでポロポロに炒めた豆腐や刻んだエノキダケを“肉もどき”として活用。ボリューム感とおいしさはそのままに、肉の量を大幅に減らします。
●2:特売肉を格上げ
豚こまや鶏胸といった特売肉の常連を、下ごしらえや味つけのひと工夫でバージョンアップ。絶品丼やギョーザの肉ダネ、チキンカツなど子どもがよろこぶごちそうメニューに変身。
●3:かさ増しコンビでデカ盛り
モヤシや厚揚げなど、コスパがよくてボリュームのある食材をたっぷり使い、節約レシピなのに豪華に見えるデカ盛り料理を実現。見た目でも食欲がそそられ、気分も上がります。
この節約のポイントを押さえれば、ボリュームたっぷりの1週間献立が合計4684円で完成!「あらためて節約食材の偉大さを実感。後半で使うお肉は冷凍しておくのがポイントです」
各献立の材料の価格は税抜きで編集部調べ、4人分です。塩、しょうゆなどの基本調味料や小麦粉などの粉類、油脂類、乾物、米などのストック品は価格に含みません。
上記の合計額は、7日分の晩ごはん(4人分)に使う材料費です。
【1日目】チキンカツをメインにしたボリューミーなメニュー
鶏胸肉が感激のふっくら食感に。ボリュームもコスパも最高。
●マヨダレのジャンボチキンカツ
【材料(4人分)】
- 鶏胸肉 2枚(500g)
- A[酒大さじ2 塩、砂糖各小さじ1]
- B[小麦粉、水各大さじ3 塩、コショウ各少し]
- パン粉 1カップ
- サラダ油 適量
- キャベツ(千切り) 適量
- C[マヨネーズ大さじ3 牛乳、酢各小さじ2]
- パセリ(みじん切り・好みで) 適量
【つくり方】
(1) 鶏肉はフォークで数か所穴をあけ、Aに前日から漬けておく(余裕がなければ当日、調理前の15分ほどでもOK)。
(2) (1)の鶏肉は縦半分に厚みの半分くらいまで切り目を入れ、包丁をねかせて左右になるべく大きくなるように観音びらきにする。混ぜ合わせたBにからめ、パン粉をまんべんなくまぶす。
(3) フライパンにサラダ油を5mm深さまで入れて中火で熱し、(2)を入れる。両面がキツネ色になり、しっかりと火がとおるまで揚げ焼きにする。
(4) 食べやすい大きさに切り、キャベツとともに器に盛る。混ぜ合わせたCをかけ、パセリをふる。
[1人分505kcal]
●献立:合計950円
・マヨダレのジャンボチキンカツ
・エリンギのガーリックソテー
・枝豆マッシュポテト
・マカロニのミルクスープ
●インパクト大のカツが主役
鶏胸肉はサイズアップしてカリッと揚げ焼きにし、マヨダレでコクうま味に。副菜で野菜をしっかり補い、栄養バランスもバッチリ。
<節約ポイント>下処理をするとお肉がジューシーに!
鶏肉は料理酒、塩、砂糖に漬けておくとふっくら食感に。前日から漬けるとよいが、時間がなければ調理15分前にもみ込むだけでも。