子育てをしていくなかで避けては通れないもののひとつが、ママ友づきあいなどの人間関係。でも人見知りの人の場合、なかなか上手くいかず「コミュ力のなさに日々ひとり反省会を開いてしまう…」なんてこともありますよね。今回は、そんな子育ての人間関係の悩みをユーモアたっぷりに描いた話題のコミックエッセイ『コミュ力0ママでも育児の人間関係なんとかなるよBOOK』(ワニブックス刊)をご紹介します。

ママ友づくりやグループライン、コミュ力0でも大丈夫…!?

デザイナー・イラストレーターとして活動しているおやまさん(@oyamaoyadayo)は、長女(6歳)長男(3歳)次男(2歳)の3人の子どもと夫の5人家族。

自己紹介
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そんなおやまさんは、こんな風に子どものころから人づき合いが苦手なところがあったそうです。

・自分の意見をなかなか言えない
・人の顔色をうかがいがち
・人に協力をお願いするくらいなら、一人でやってしまいたい
・グループは4人までが限界
・雑談がとにかく苦手

「大人数での飲み会や、バーベキューなども苦手なので、その手の集まりはほとんど避けてきました…」と話すおやまさんですが、子どもを産んでからは、出産後の母親学級や子どもの保育園でのママ友づき合いなど、人とのかかわりを避けては通ることができなくなったそう。

ここでは、おやまさんのコミュ力0エピソードと、子育てにまつわる人間関係でちょっぴり前向きになれる考え方のコツをご紹介します。

 

●なに話す!?懇親会での自己紹介

漫画1

子どもの保育園や小学校など、新しい場所に入るときに必ずあるのが「自己紹介」。コミュ力が低めの人にとっては、苦手なもののひとつですよね。おやまさんも自己紹介のときは、緊張してついつい早口になってしまうそう。帰ってからひとり反省会を開いては、落ち込んでしまう日々…。

そんなおやまさんが、自己紹介を乗りきるために考えた方法が、上手に話そうとがんばるより、話しているママさんに微笑みを向けながら「うんうん…」とさりげなく相槌を打ったりすること。

「私のように話すのが苦手なママさんは、ほかのママさんたちの話しやすい空気をつくる『聞き役』に徹してみるのもアリだと思います」

 

●気が合うママ友はどうやって見つける?

漫画2

保育園や小学校でのママ友づくり。なかなか仲良くなれずに悩んでいる人も多いのではないでしょうか? そんな人は、まず「なんだか気が合いそう…」という人を探してみるのがいいかもしれません。

おやまさんが「気が合いそう」と感じるのは、小さいことは気にしないおおらかな人。実際に仲良くしているママ友もそのタイプです。

「ちぃちゃんママと私は漫画にあるような流れで仲良くなっていったのですが、パパ同士も同じように送迎が被ったときに雑談したり、園のイベントなどでもよく話すような関係になり、自然と家族ぐるみで仲良くなりました(パパたちの方がコミュ力が高く、私たちより早くLINE交換をして、ランチの約束などを取り付けてくれました…!)」

お互い近所に住んでいて、約束がなくてもスーパーや公園でばったり会えるところが気楽でいいなと感じているそう。人見知りの人こそ、こんな風にちょっとした気の合うポイントを見つけて、仲良くなっていくのがいいかもしれませんね。