気温が上がり、これから靴下が大活躍の季節。でも、短い丈からロング丈まで、さまざまな長さのものがあると、収納がごちゃごちゃしがち…。そこで、3タイプの長さの靴下のきれいなたたみ方を、整理収納アドバイザーの三條凛花さんに教えてもらいました。
すべての画像を見る(全21枚)靴下をきれいにたたんですっきり収納。3つのタイプのたたみ方
家事の中でも特に面倒な作業のひとつ。洋服たたみ。あなたは、靴下をどのようにたたんでいますか? 靴下って、意外と管理しづらいアイテムですよね。長年、いろいろなたたみ方を模索してきた結果、理想の方法にたどり着きました! それは靴下をショート丈・ロング丈・くるぶし丈の3つの長さに分けて、それぞれたたみ方を変えることです。
私が紹介するこの方法には、2つのメリットがあります。
- (1)収納スペースをムダなく使える
- (2)ひと目で履きたい靴下が見つかる
では、実際にたたみ方を紹介します。
●靴下のショート丈・ロング丈共通! たたむ前に3秒でつくれる「基本型」
まず紹介するのは「基本型」。画像の右側の形をつくります。
ショート丈・ロング丈の靴下は、この状態をつくってから畳むのが大事なポイント! 所要時間は3秒。このひと手間で形が整い、収納しやすくなります。
まず、かかと側にてのひらが入るようにして、靴下の中に手を入れます。
かかと部分をぎゅっとつまんだ状態で手を引き抜きます。
これで基本形が完成です。ぜひたたむ前に実践してくださいね。
(1)ショート丈靴下は、「十字型」にたたむ
こちらがまず、ざっくりとした手順になります。とても簡単ですが、たたみ方を順番に紹介しましょう。
基本形にした靴下を「十字形」になるように置きます。これがスタートの形です。この形にはコツが2つあります。
1つめのコツは、数字の「1」→漢数字の「一」となるような順番で置くこと。
2つめのコツは、かかと部分が内側になるように置くことです。この2つのコツは、後で紹介する「ロング丈」でも同じように使ってくださいね。
まずは、下側になっている「1」の靴下を真ん中へ折り込みます。
次に、上に重なっていた「一」の靴下を真ん中へ折り込みます。
「一」の靴下の履き口に、つま先部分を入れ込みます。
これで完成です! しっかり自立するのがメリットです。