「家にジムがあったら…」「新しい家にはトレーニングルームをつくりたい」。それ、新築なら、比較的簡単に実現できるかも。夫の希望で自宅の2階に、トレーニングルームをつくった日刊Sumaiライター。床・天井の強度&防音対策と、かかった費用などを詳しくレポートします。運動嫌いだった家族も、毎日トレーニングをする習慣ができ、おうち時間が充実。健康意識が高まっている今、家づくりの参考に。
すべての画像を見る(全7枚)気軽にトレーニングできる部屋が欲しい!とハウスメーカーに相談
トレーニングルームをつくるのは、体を鍛えるのが大好きな夫のたっての希望でした。そこで、家を建てるときハウスメーカーに「気軽にトレーニングできる部屋が欲しい」と相談。
計画を進めていく段階で、「うんていとサンドバッグ用の金具を、天井に取りつけたい」「サンドバッグを使うので、防音室にしたい」とも伝えました。
そうしてでき上がった筆者宅は、2階建ての5LDK。吹き抜け構造になっていて、2階はロの字の廊下。3部屋ありますが、そのうち角にある1部屋(9.3畳)がトレーニングルームです。扉を2つ取りつけて、どちらの廊下からも入れるようになっています。
懸垂だけでなく、横移動も可能な特注の「うんてい」を天井に設置
うんていは、家を建てるときに設置したため天井に埋めこんでいます。大人2人が同時に使っても問題ないほどしっかりしたつくりです。
ちなみに、すでに家を建てていて、あとづけしかできない場合は、懸垂棒であれば、わりと簡単に設置できるそうです。
うんていははしご状になっているため、その場で懸垂するだけでなくそのまま横移動できるのがポイント。写真のようにひもをつるして、握力だけで上までのぼるトレーニングにも応用しています。
天井に200kg程度の重量に耐えられる、サンドバッグ用の金具を取りつけ
天井には、200kg程度の重量に耐えられる金具もつけてもらいました。50㎏のサンドバッグをつるして好きなように殴ったり、サンドバッグに人がぶら下がったりしても、不安がありません。ときには、エアリアルヨガ用のファブリックにつけ替えて、包まれながらお昼寝することも。
既存の部屋にサンドバッグを設置したい場合は、天井に鉄骨を取りつけてそこからつるす方法もあるそうです。