腸内環境を改善して、太りにくい体をつくる便活ダイエット。毎日排便がある人でも、おなかがはりやすかったり、排便後もすっきりしなかったりする人は、便秘の可能性があるので要注意です。12ルールある便活習慣を3週間続け、無理なくキレイにやせましょう!前編では6つを紹介

便活12の習慣(前編では、うち6つを紹介)

 交感神経と副交感神経からなる自律神経のバランスが整うと、血流がよくなり、腸のぜんどう運動が活発に。生活習慣を改善して自律神経を整えることが、腸内環境の改善につながります

水
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(1)起床後コップ1杯の水を飲む

朝は、腸のぜんどう運動が起きやすい時間帯。起床後、コップ1杯の水を飲めば、腸が刺激されてぜんどう運動がより活発になります。腸がうるおい、便が移動しやすくなる効果も

(2)朝の光をきちんと浴びる

人間の体内時計は24時間より少し長いといわれていますが、それをリセットしてくれるのが朝日。朝日を浴びると体内時計が調整され、自律神経が整います。すると、ストレスがたまりにくくなり、腸の働きも活発に。朝起きたら、まずカーテンをあけましょう

(3)朝と夜の1日2回体重計に乗る

腸内環境が整っていれば、寝ている間もエネルギーが消費され、夜に比べて朝の方が1キロ程度体重が軽くなります。毎日朝と夜に体重を量り、体重が変わらなかったり、朝の方が夜より重くなっていたら要注意。食事の量を控えるなど、腸の負担を減らしましょう

(4)しっかりと朝食をとる

朝食をしっかりとることも、体内時計を調整し、自律神経を整える上で大切です。最近の研究では、朝食の量が少なすぎると、体内時計をリセットするのに十分ではないという調査も。果物だけなどですまさず、ご飯とみそ汁、おかずなど、しっかり食べましょう

(5)腸に刺激を与える食のリズムを守る

毎日一定のリズムで腸に食べ物を送り込み、消化活動を促すことも、腸のぜんどう運動を活発にするために、とても大切なことです。毎日規則正しい時間に朝、昼、晩の3回、食事をとるようにしましょう。朝、昼は多めに、夜は控えめにできれば、さらにグッド!

(6)1対2の呼吸をゆっくり行う

深呼吸は、腸のぜんどう運動に関わる副交感神経を高めます。ストレスを感じたら、吸う長さの倍の長さで息を吐き出す1対2の呼吸を意識してゆっくり行いましょう

●後編は

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― 「便秘外来」ドクターが教える便活ダイエットでおなかやせ ―