延床面積40㎡という、超コンパクトなマンションリノベーション事例です。住まい手は、日常生活で感じてきた小さなストレスを解消できる、心地いい住まいを希望。LDKをできるだけ広く取るために、寝室は必要最小限の広さに。室内窓でLDKとのつなげ、広々とした空間に。窓際にはワークスペースもつくりました。洗濯から収納までが完結するサニタリー、玄関のシュークローゼット。狭くてもストレスゼロの工夫が満載です。
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「ストレスのない家」をテーマに工夫を盛り込んだリノベ
●この家のプロフィール
- ・Nさんの家 東京都
・家族構成:本人30代(女性)
・築年数:47年(1975年築) 専有面積:40㎡
・工事費:約850万円(税・設計料込み)
・設計・施工:SHUKENRe
Nさん宅のリノベーションのコンセプトは、「ストレスのない家」。日常生活で感じてきた小さなストレスを解消できる、心地いい住まいを目指しました。
リノベーションにより、LDKの中心にキッチンを移動。友人を呼んでキッチンを囲める、カウンターつきのキッチンを実現しました。キッチンからは外の景色も楽しめます。
LDKをできるだけ広くとるために、寝室は必要最小限の広さに。室内窓でLDKとのつなりも意識しています。自宅で仕事をすることが増えたため、窓際にはワークスペースもつくりました。
収納は、必要な場所に適切に配置することで、動線にムダがなくなり、スペースを有効に活用できています。内装は、キッチンカウンターの色をベースにして、クロスや床材をカラーコーディネート。風合いのよいフローリングは、足触りも考慮して厚さにもこだわりました。段差のないオールフラットの床のおかげで、掃除もしやすくなったといいます。
実際の面積以上の広さが感じられる住まいは、「とても快適で、家で過ごす時間が増えました。家への愛着もわきますし、家具や小物など、住まいに合うものを選びたいという気持ちも生まれますね」とNさん。
よりストレスフリーな住まいを目指して、暮らしながら少しずつカスタマイズを続けています、と話してくれました。