洗面&脱衣所には、水に強いコルクタイルを採用
廊下の向こうは洗面や脱衣所などの水回り。
すべての画像を見る(全20枚)張ったのは東亜コルクの浴室用コルクタイル「バスコ」(脱衣室用)です。
コルクタイルは耐水性に優れる素材なので水回りには最適です。
こちらもカッターでカットできるので、面倒な配管回りもDIYで無事に処理できました。
表面には専用の汚れ防止ワックスを塗ってあります。
ワックスのおかげで落ち着いた質感に仕上がりました。素足で歩くとサラリとした足触りを感じられます。 無塗装のコルクタイルは素足だと、たまに細かい粉がついてしまうことがあるのですが、ワックスで仕上げればそんな心配もありません。
ただし、コルクタイルは家具の脚を引きずったり、重いものを置いたりすると傷や跡がつきやすいので注意が必要です。
素足OKな床材にしたら、想像以上に快適に
リフォーム後はこんな具合にリビングから廊下、水回りまで素足で歩けるようになりました。
おかげで家の中でスリッパを履く必要が(ほとんど)なくなったのですが、これが思った以上に快適。お風呂上がりにリビングまでそのまま歩いて行けるようになると、今までのスリッパの脱ぎ履きがじつはけっこう手間だったんだなと思えます。
この家には高齢の父や小さい甥っ子も遊びに来るので、素足生活のほうが安心感があります。家族みんなが快適に過ごせるようになり、リフォームの効果を実感しました。
ただし、寒冷地に建つ築古の木造家屋ですから、冷え込みが厳しい晩秋から初春にかけてはスリッパが必要です。 また、キッチン回りとトイレは通年スリッパを使っています。
キッチン回りとトイレには耐久性と掃除のしやすさを優先して陶製のタイルを張りました。トイレには専用のスリッパを置くつもりだったので不自由はありませんが、キッチンでは不便さを感じることも。
素足で立つとタイルはものすごく冷たいので、ちょっと手を洗うにもいちいちスリッパを履かねばなりません。ほかの場所ではスリッパを使わなくなったので、これが思いのほかストレスに感じるようになってしまいました。
タイルのデザイン自体は気に入っているのですが、どうせならキッチンにも足触りのいい素材を選んでもよかったかなとちょっぴり後悔しています。
とはいえ、全体的にはとても満足しています。床をDIYでリフォームしたいと考えている方の参考になれば幸いです。