浄化槽ブロアーの目隠しをDIY!下準備から設置まで
レンガで浄化槽ブロアーの目隠しをつくる作業にかかった時間は10分ほど。簡単にできるのに、手が込んでいるように見えるのもがうれしいポイントです。
1.浄化槽ブロアー回りの砂利を掘る
すべての画像を見る(全11枚)浄化槽ブロアーは四角いコンクリートの上に設置されており、周りは砂利が敷いてあります。まずはレンガを置くために、土が見えるまで砂利を掘ります。
2.浄化槽ブロアーが見えないようにレンガを置く
レンガ3個を、浄化槽ブロアーが見えないように調整して置いていきます。ちなみに筆者は、両端が凹凸になって、レンガ同士が連結できるタイプを選びました。
3.モルタルでレンガを固める
自宅に余っていたインスタントセメントに水を加えて混ぜ、接着剤となるモルタルをつくりました。インスタントセメントは、ホームセンターで購入できます。
モルタルに水を入れただけでは、まだ砂っぽいのですが、混ぜていくと粘りが出てきます。
ホットケーキの生地のような、もったりとした感触になりました。
レンガを水で濡らし、モルタルを塗っていきます。
モルタルを塗ったあと、上からレンガを重ねて空気を抜くように押さえつけます。はみ出たモルタルはスポンジや濡れぶきんなどでふき取り、モルタルが目立たないように仕上げるとよいかもしれません。モルタルの乾燥には1日ほど必要でした。
5.グリーンを鉢植えごと埋め込み、花壇のように見せる
車道側から浄化槽ブロアーが見えなければよいと思い、あまり人目につかない横側にはレンガを配置していません。ただ、レンガだけだとさみしいため、浄化槽ブロアーの横に植物を置いてみました。これで完成です。
砂利を掘って鉢植えごと埋め込んでいるので、強風で鉢植えが倒れるのを防げそうです。場所的に1日のうち半分が日陰になるため、半日陰でも育てられるライスフラワーを選びました。
こちらは、車道側からみた浄化槽ブロアーです。モルタルを塗った箇所は乾燥すると灰色になるため、レンガに色がついてしまいます。筆者はこのモルタルの色が気になったので、乾燥し終わったあとに、はみ出た部分を削りました。
目隠しして植物を置いただけで、浄化槽ブロアー回りの殺風景な景色をお気に入りの場所にできたように思います。
※DIYで目隠しするときは、ブロアーカバーの開口部をふさがないよう注意してください。また、取扱説明書の確認をしておきましょう