R-1グランプリで準優勝の経験もある、ピン芸人のエハラマサヒロさんは、子どもが5人いる7人大家族のパパでもあり、YouTubeやSNSも人気です。
7人大家族の生活とは?エハラマサヒロさんインタビュー
そんなエハラさんが大家族の日常を描いた四コマ漫画『エハラんち 芸人7人大家族 ドタバタ奮闘記』(集英社刊)を上梓。
すべての画像を見る(全8枚)今回ははじめて漫画を描いたというエハラさんにチャレンジまでの経緯や作中でも触れられている外での仕事一辺倒の生活。そして、家庭で多くの時間を過ごす生活へ切り替えた背景などを伺いました。今回は記事の最後に特別に試し読みもついているので、ぜひお見逃しなく。
●パパが楽しそうにやっているから、子どもたちも漫画を描くように
エハラさんが漫画を描いたきっかけは、集英社で働いている友人から、「漫画を描いてみないか?」と誘われたことだと語ります。
「最初お話をいただいたとき、絵を描くのが得意なわけではないし、漫画を描いたこともなかったから断っていたんですよね。でも、『下手でもいいから本人が描くことに意義がある』と説得され、やったこともないからこそ、せっかくならやってみようと思いました。家族も『えっ、すごーい』と喜んでくれ、連載が始まってからは更新するたびに読んでくれています。
また、僕が漫画を描いていると、子どもたちがやってきて、iPadを使ってコマ割りしながら自分たちも漫画を描き始めたりしたこともあるんです。プロの漫画家さんが描いた漫画を読者として読むだけだと、自分では絶対描けないと感じるだろうけど、『パパが描いているから、わたしでもできるんじゃないかな』と思うみたいですよ」
●子どもは第2のママ。長女の行動に思わずほっこり
そんなお子さんたちの様子も漫画で生き生きと描かれていますが、エハラさんのお気に入りのひとつが「頼りになります第2のママ」です。
「三女のおとはちゃんが年上の男の子に文句を言われて泣かされたときに、長女のみうちゃんがやり返すエピソードなんですけど、男の子に直接言い返すのではなく、ハンドボールでやり返したのがかわいくってほっこり。妻が実際に見ていたのですが、家でおもしろそうに話してくれたのを漫画にしました」