日々の掃除をラクにするには、床や棚の上にものを置かないようにすることが大切。掃除機がけ、ふき掃除のときにいちいちどかせる手間が省けるからです。 鹿児島の整理収納アドバイザー、サチさんも家の至るところでものを直置きしない「空中収納」を心がけています。今回は空中収納のつくり方、コツを詳しく教えていただきました。
すべての画像を見る(全6枚)キッチンでは耐水フックでまな板を浮かせる!
疲れやすくなる40代は、なるべく手間暇を省いてラク家事を心がけたいもの。
キッチンのワークトップはこまめにふき掃除をしたいエリア。ものを出しっぱなしにしておくと、いちいち移動させてふくというのがおっくうになりそうです。
とはいえ、まな板などよく使う調理器具はしまい込むとカビや臭いの原因になることも。そこでサチさんは、使ったあとしっかり乾燥させたいまな板を空中収納しています。
やり方は簡単。作業台の立ち上がり部分に耐水性の粘着フックを2つ設置するだけ。
「フックに引っ掛けるようにまな板をのせるだけの収納です。これなら宙に浮いているので通気性抜群。それに作業台は常にあいた状態。調理の邪魔にならないし、ふき掃除もラクラクです。クリアタイプのフックなので目立たないのもポイント!」
「まな板の専用スタンドを使ってももちろんいいのですが、フックの空中収納ならスタンドをどかせる手間を省けます。ミニサイズだったり、引っかけられる穴がついているようなまな板は、レンジフードなどに吊るす収納もおすすめですよ」