中学生以降は、リビング横から静かな場所に「学習ルーム」を移す
すべての画像を見る(全13枚)先ほどのアンケート結果にもありましたが、「高校受験」をする中学生や「大学受験」をひかえた高校生には、「塾や図書館・自習室」などの外部空間が「子ども部屋」を差し置いて支持されています。
この外部空間が支持される理由は、「誘惑がなく集中できるから」です。
そこで、先ほど設置した「学習ルーム」を、家族がTVを観たり、会話など団らんしたりするリビングダイニングから切り離した、静かな場所に部屋割りします。
こちらは玄関入った右手の洋室を「学習ルーム」とした例です。リビングダイニングから離れているので、静かな環境で勉強に集中できます。
そして、リビングダイニングに並ぶ洋室を兄弟姉妹で一緒に使う「子ども部屋」として部屋割りします。
食事をしたりテレビを観たり、会話をしたりするときは、間仕切り扉をあけておき、就寝するときは、リビングダイニングとの間仕切り扉を閉めて「子ども部屋」として独立させます。
筆者宅も、当初は一般的な部屋割りである「子ども1人に子ども部屋」を与えていました。しかし、「学習ルーム」を使った部屋割りに変えてから、姉妹は驚くほど仲がよくなり、また学力が大幅に伸び「学年トップ」をとるようになりました。
子どもが勉強に集中できる環境をつくりたいと考えている方は、模様替えや部屋割りの参考にしてください。